■害虫や害獣に悩まされる

自給自足をしているとすぐに悩まされるのが、害虫や害獣です。作物を食い荒らしてしまうので、生活に大きな損害を与えます。


害虫を駆除するためには農薬を使わなければなりませんが、せっかくの自給自足なら無農薬で野菜を育てたいと思う人も多いことでしょう。しかし、作物が害虫に荒らされると、作物が全滅してしまうことも考えられます。


また、昔は田舎で農業をしている人も多かったため、イノシシや鹿などによる被害は少なく、せいぜいスズメが作物を食べてしまう程度でしたが、最近では田舎の人口減少に伴い、鳥だけでなく、シカやサル、イノシシなどの被害が深刻になっています。


平気で人家の近くにまで下りてくるようになったので、農作物だけでなく、家の中に入ってこないようにするなどの対策も必要です。

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■「ムラ社会」に溶け込めないことも

田舎暮らしで一番負担になるのが、人間関係といえるでしょう。いわゆる「ムラ社会」のため、昔ながらの風習やその地域の人間関係を見習わなくてはなりません。


都会暮らしに慣れている人にとって密接な人付き合いは、ストレスに感じることもあるでしょう。 例えば、田舎暮らしは人口が少ないので、隣の人の車がないと、出掛けていることにすぐ気づきます。どこに出掛けていたのか聞かれることは日常茶飯事。


都会ではあり得ない、濃密な人間関係が地方には存在しますので、こんなことまで干渉されるの!?と驚くことも少なくありません。


田舎暮らしをする場合は、事前にその地域独自の風習や伝統などを調べておくことが大切です。

■車がないと生活できない

田舎は近くにお店が少ないため、車は必要不可欠です。都会では当たり前のようにどこにでもあったスーパーやコンビニがまったくないので、買い物をするときは自宅から10キロ以上車を走らせなければならないことも珍しくありません。


一番近くのコンビニやスーパーでも、夕方の7時には閉まってしまうなど、田舎のお店は早じまいすることも多いので、買い物で困ることも多いでしょう。


お店だけでなく病院や銀行、役所などもすべて離れているので、車は絶対に必要です。車に必要なガソリンスタンドすら近くにないので、燃料が切れないように早めの給油をしなくてはなりません。

■まとめ

田舎暮らしに憧れる人は多いですが、実際に生活してみると不便に感じることが多く、挫折してしまう人も多いようです。


事前に下調べをして、本当に生活できるかどうかをしっかり考えてから実行に移すようにしましょう。