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老後はまったり田舎暮らしがしたい!注意点と必要資金

マネー

2019.07.15

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老後はゆっくりと田舎で暮らしてみたいと思う人は多いかもしれませんね。都会の騒がしさから離れ、静かな環境で自給自足をしながらのんびり暮らしている人を見ると、とても憧れます。
しかし、実際に田舎暮らしを始めると、こんなはずじゃなかったと感じるようです。中には、田舎暮らしをあきらめて、都会に戻ってしまう人もいるようです。
そこで、田舎暮らしをする前に、どれほどの資金が必要なのか、また、どのようなことに気を付ければ良いのか確認してみましょう。

■田舎暮らしで必要になる資金

田舎は何よりも地価が安いため、購入するにせよ、賃貸するにせよ、住居費が安く済むのが魅力の一つです。
地域によっては数百万円単位で建物付きの山を購入することができることも。移住者を求めている地域だと数千円から1万円単位で庭付きの大きな古民家などを借りることも可能です。
家を購入した場合、他にかかる費用は生活費だけですが、自分で農業をする場合は自給自足で賄えますので、それほど生活費がかからないこともあります。

光熱費については、豪雪地帯ならば冬場はかなりの費用がかかります。
いろりや暖炉などがある家なら、まきを用意すればそれほど光熱費はかかりませんが、自分の所有している土地内で木材を入手できない場合は、購入しなくてはなりませんので、それなりに費用がかかります。
冬場は暖房器具をフル稼働させるため、夫婦二人で生活した場合でも、光熱費が2万円から3万円前後かかることもあります。地域によってガス料金や電気料金は異なりますが、冬場は光熱費が高くなることは頭に入れておいたほうが良いでしょう。
また、田舎は近くに娯楽施設も少ないため、遊興費を使うことがほとんどありません。毎月確実に費用がかかるのはガソリン代や保険代程度なので、年間の支出を考えると、180万円から250万円もあれば、夫婦二人で十分に暮らしていけることになります。

■田舎暮らしで自給自足は可能?

田舎暮らしの最大のメリットとなる自給自足ですが、それまで畑作業をしたことがない人が一から農業を始めるとなると、実際に自給自足できるまで数年かかります。
購入した家に農地がついており、これまでずっと耕していた土地でなら、すぐに種を植え、収穫することも可能でしょう。しかし、庭などの空いている土地を利用して、自給自足を考えているようなら、なかなか難しいといえるでしょう。
作物の管理はとても難しく、上手に育たなかったり、雑草との戦いで疲れ切ってしまうこともあります。
自給自足に憧れる人は多いですが、実際にはそれほど甘くないということと、一年をとおして作物を収穫できない点を理解しておいたほうが良いでしょう。

■害虫や害獣に悩まされる

自給自足をしているとすぐに悩まされるのが、害虫や害獣です。作物を食い荒らしてしまうので、生活に大きな損害を与えます。
害虫を駆除するためには農薬を使わなければなりませんが、せっかくの自給自足なら無農薬で野菜を育てたいと思う人も多いことでしょう。しかし、作物が害虫に荒らされると、作物が全滅してしまうことも考えられます。
また、昔は田舎で農業をしている人も多かったため、イノシシや鹿などによる被害は少なく、せいぜいスズメが作物を食べてしまう程度でしたが、最近では田舎の人口減少に伴い、鳥だけでなく、シカやサル、イノシシなどの被害が深刻になっています。
平気で人家の近くにまで下りてくるようになったので、農作物だけでなく、家の中に入ってこないようにするなどの対策も必要です。

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■「ムラ社会」に溶け込めないことも

田舎暮らしで一番負担になるのが、人間関係といえるでしょう。いわゆる「ムラ社会」のため、昔ながらの風習やその地域の人間関係を見習わなくてはなりません。
都会暮らしに慣れている人にとって密接な人付き合いは、ストレスに感じることもあるでしょう。

例えば、田舎暮らしは人口が少ないので、隣の人の車がないと、出掛けていることにすぐ気づきます。どこに出掛けていたのか聞かれることは日常茶飯事。
都会ではあり得ない、濃密な人間関係が地方には存在しますので、こんなことまで干渉されるの!?と驚くことも少なくありません。
田舎暮らしをする場合は、事前にその地域独自の風習や伝統などを調べておくことが大切です。

■車がないと生活できない

田舎は近くにお店が少ないため、車は必要不可欠です。都会では当たり前のようにどこにでもあったスーパーやコンビニがまったくないので、買い物をするときは自宅から10キロ以上車を走らせなければならないことも珍しくありません。
一番近くのコンビニやスーパーでも、夕方の7時には閉まってしまうなど、田舎のお店は早じまいすることも多いので、買い物で困ることも多いでしょう。
お店だけでなく病院や銀行、役所などもすべて離れているので、車は絶対に必要です。車に必要なガソリンスタンドすら近くにないので、燃料が切れないように早めの給油をしなくてはなりません。

■まとめ

田舎暮らしに憧れる人は多いですが、実際に生活してみると不便に感じることが多く、挫折してしまう人も多いようです。
事前に下調べをして、本当に生活できるかどうかをしっかり考えてから実行に移すようにしましょう。

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