2019.05.28
予想外の事態が起こったとき、手元にお金がないと困りますよね。万が一のために予備のお金を持ち歩く人は意外と多いよう。ネット上では「予備のお金」に関して、様々なアイデアがあげられています。
スマートフォンのケースに仕込んでいる人も!
パスケースに予備のお金を入れている女性は、「普段使わないお金を仕込んでおくと、終電がなくなった際に重宝しますよ」「夫も私の真似をして、“虎の子”の2万円を鞄のどこかに隠しているみたいです。私と同じような人って他にもいますか?」と投げかけていました。
女性と同様に「仕込み金」をしている人は多く見られます。「ポケットティッシュ入れや定期入れに千円ずつ仕込んでます!」「5千円札を1枚だけ、スマートフォンの手帳型ケースに入れてるよ」「よく母親が『1万円あれば世間様がなんとかしてくれる』と話していたので、いつでも化粧ポーチに忍ばせています」「うちでは予備のお金のことを『命金』と呼んで、常に鞄の内ポケットには1万円札が入ってる」など、仕込み場所は様々。
仕込み金についての声を見ていくと、「記番号の末尾が『8』のものは全部仕込む!」「私は1万円札を折りたたんで数字が『100000000』になるように持ち歩いてる。縁起が良さそうでしょ?」など一風変わった仕込み方も上がっています。
現金で「予備のお金」を持ち歩く理由って?
予備のお金を持ち歩くかどうかでは、「クレジットカードがあれば充分」「電子マネーを仕込み金の代わりにしてる」という意見も見られます。キャッシュレス化によってスマートに予備のお金を持ち歩く人も少なくありません。
キャッシュレス派の主張に対して、「クレジットカードは財布の中に入れて持ち歩く人がほとんど。財布を忘れたら使えないから、予備とはいえないのでは?」「電子マネーって使えるところが限定されるし、現金のほうが安心」「電子マネーとクレジットカードを持っていたとしても、予備の現金は必要だと思う。出先によっては、クレジットカードが使えないタクシーもある」といった指摘が。
また、「仕込み金」のおかげで助かったというエピソードも続出していました。「未だに地元のバスは現金支払いで、小銭がなくて困ることがある。100円玉を数枚、パスケースの中に仕込んでいたのでなんとか切り抜けた」「財布を忘れたことと、体調不良が重なったときはもうダメかと思った… でも化粧ポーチの中に1万円仕込んでいたことを思い出してすぐタクシーに乗車できました」といった経験談が上がっています。
予備のストッキングでゲリラ豪雨に対処!
ネット上ではさらに「予備の〇〇を持ち歩いてる」という人が見られます。1番多く上がっていたのは「ストッキング」で、「伝線してしまったとき用にストッキングを持ち歩いています」「最近はゲリラ豪雨も増えてるし、化粧ポーチに入れておいたほうがいい」といった理由が。
ストッキングの他にも「予備のコンタクトレンズを携帯すると安心」「鍵を2本持ち歩いてるのは私だけ?“転ばぬ先の杖”とはよく言うけど、予備を持ち歩くのって意外と大事なことだよね」など、「予備の〇〇」が上がっていました。
子どもに予備の大切さを教える人も多いようで、「子どもに『何かあったら開けて』とお金を仕込んだお守りを渡してる」「修学旅行に行く子どもには必ず、財布を2つ渡してお金を分散させてます」「学校の遠足でも予備の下着を持たせることが多いよね」といった声が見られます。
何かあったときのために予備を用意しておくと、より安心して出かけられるかもしれませんね。
文/牧野聡子