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貯金0円世帯が2割の時代…夫に家計を任せたら大赤字

マネー

2018.11.22

20181121kakei01“お財布の管理方法”は世帯ごとに違うもの。特に子どものいる家庭では将来を見据えた計画性も必要ですよね。夫婦のどちらが管理すべきかも意見が分かれますが、日本では“家計管理は妻”というイメージがやや強いようです。

 

家計の管理は自分でやりたい夫の意見


ある男性が疑問に感じているのは、“妻がお財布を握る”という風習。1人暮らしの経験から月4万あれば生活できると考えていて、その倍の月8万を妻に渡す形でやりくりしていました。子どもができてからは習い事や塾通いがあるため月10万を渡し、妻がパートに出始めると「(生活費のうち)月○○円は夫が出す」と費用分担を行ったそうです。

 

彼はこの経験から「我が家はこれでうまくいっています。もちろん貯金もしていて、折に触れて妻に開示することも」「収入が極めて少ないならともかく、一定以上の収入がある人はどうして家計を妻に任せるのか」と疑問を感じていました。

 

彼に賛同する人からは、「わかる! いつのまにか『小遣いは月○○円』みたいに決められてしまうのは勘弁」「会社のイベントや突然の出費の時に、いちいち嫁さんに許可もらわないといけないのは手間すぎる」「お金の管理を任せちゃうと、スケジュールとか他のことも管理されそうで怖い」といった声が続出。妻に管理されることを嫌がる夫は多いのかもしれません。

 

夫に管理を任せたら赤字だった!?


反対に“妻に管理は任せたい派”の夫も多く、「自分では絶対管理できないな~」「生活や子育てに必要な金額がいまいちピンとこないから、管理してくれた方が助かる」「お小遣いの金額は正直厳しいけど、家計を考えなくていい方が嬉しい」などのコメントが上がっています。

 

いっぽう妻の立場からは、「とても夫に任せられない!」という声も続出。「一時期、旦那に家計を任せていたら赤字だった」「飲み代やギャンブルに使われて、子どもができた頃には出産費用すらないとか目も当てられない」「会社と同じで、金を稼ぐ営業もいれば管理する庶務もいる。役割を分けた方がいい」といった声が聞かれました。

 

他には、「ちゃんと話し合って決めたのなら、どちらが管理してもいいんじゃない?」「とにかく夫婦間でお金の面での隠し事は絶対にしない方がいい」「役割分担の世界だと思う。それぞれの夫婦で考え方とやり方は違っていいよね」などの意見も。お互いの“納得感”が一番重要なのかもしれませんね。

 

貯金額が0円の世帯は全体の約2割!


なかなか聞けない“他の家庭の懐事情”は気になりますよね。2017年に「明治安田生命」が行った「家計に関するアンケート調査」では、“お小遣い額”や“貯金額”などの実態が浮き彫りに。結果を詳しく見てみましょう。

 

「お小遣い」の月平均額は、調査開始の2007年以降で最低の2万5082円。夫婦別にすると夫は昨年から3186円減少して3万1764円で、妻は5632円減少し1万8424円でした。一方で「希望するお小遣い額は?」という問いでは、夫は「4万5750円」で実際の金額と約1万4000円の開き。妻も2万8670円と約1万円の差がありました。

 

貯金額については、全世代の平均が1274万円。しかし内訳の1位は「0円」で、約2割の世帯が日々の生活で精いっぱいのようです。平均貯金額が1000万円を超えてくる世代は50代以上で、70代女性の2割強は5000万円以上の貯金があると回答。明治安田生命チーフエコノミストの小玉祐一さんは、「高齢世代の購買意欲にいかに働きかけるかが、個人消費活性化の鍵」と分析しています。

 

家計の収入や支出は景気によっても左右されてしまうもの。夫婦でしっかり話し合って、計画的に使っていきたいですね。

 

文/河井奈津

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