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これも借金!? 結婚後に発覚した奨学金返済に議論勃発

マネー

2018.07.17

20180717hensai01結婚を現実的に考えるとき、パートナーの懐事情は重要な要素。特に相手が借金を抱えていると、「自分も返済を手伝わなければいけない」「家計が苦しくなるのでは」と気にする人も多いと思います。「将来の借金」と呼ばれる奨学金にも、同様の不安を抱える人がいるようです。

 

奨学金返済に追われる旦那


今年6月、「奨学金返済がある人との結婚はどう思いますか」という質問がネット上で話題になりました。なんでも相談者の旦那には、40歳まで毎月2万円の奨学金返済があるとのこと。共働きなうえ旦那の方が高収入とはいえ、返済を抱えていると知ったのは結婚後だそうです。

 

相談者は「旦那が自分の給与から返済している」と思うことにしているそうですが、結婚して同じ家計から支出されているのでイマイチ釈然としないよう。また、相談者の親は相談者の結婚に備えて貯蓄してくれたのに、旦那の親は学資金もなかったのかと不満を感じているといいます。

 

これに対してネット上では、「よく我慢してるね。偉いよ」「返済のせいで貯金ができず、子どもまで奨学金を借りる連鎖が生まれそう…」「結婚前に奨学金や借金があることを言わないなんて非常識だと思う」など相談者に同情的な声が続出。いっぽうで、「その奨学金で大学に行ったからこその旦那の収入なのに、義親まで見下すのは良くない」「モヤモヤする気持ちも分かるけど、『学費は親が出すもの』というあなたの考えは違う気がする」「将来の返済が負担で進学を諦めた人だって、世の中には大勢いるんだよ」と相談者を諭す意見も根強く、議論は賛否が分かれる状態となっていました。

500万以上だと結婚に影響


実際に、奨学金が結婚へ及ぼす影響はどれくらいあるのでしょうか。勤労者福祉活動のための中央組織・労働者福祉中央協議会は、2016年に奨学金に関するアンケート調査を実施しています。同調査で「奨学金の返還が生活設計に影響を及ぼしているかどうか」を尋ねたところ、結婚に影響したという回答は31.6%で項目別のトップに。また、正規労働者で500万円以上、非正規労働者で200万円以上の借入れがあると、「結婚に影響した」と答える割合は約半数にまで上昇します。

 

さらに、同調査では実際に奨学金を借りた人の意見も匿名で掲載。結婚について、「学生時代の同級生と結婚したいが2人とも奨学金を借りており、将来の家計への負担が大きくなると心配している」という不安の声も寄せられました。

 

しかし、返済に関しては借り入れ側に配慮する制度も存在しています。運営する機構によるものの、奨学金には返還の期限を猶予する「返還猶予制度」というシステムも利用可能。にもかかわらず同調査では、奨学金利用経験者の3割以上が猶予制度の存在を「知らない」と答えています。

 

ライフプランを思い描くとき、お金をどう使っていくかはとても重大な決断。進学に際しても、よく考えて答えを出すことが大事と言えるでしょう。

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