債券とは?


債券とは、国や会社などにお金を貸して、貸している間にその利息を受け取ることができるというものです。貸したお金は約束した期間がきたらすべて戻ってくることが前提です。しかし、万が一、貸した団体が破綻してしまうとお金は戻ってこない可能性があるため、基本的には元本保証される商品ではありません。

 

格付けを見て信用度を確認しましょう

破綻しそうな相手にはお金を貸したくないので、投資先は慎重に選びたいもの。 「そんな時は『格付け』を参考にしましょう」と風呂内さん。 債券は、信用度が高い順に、AAA→AA→A→BBB→BB→B→CCC→CC→Cまで9段階に格付けされています。格付けは格付け会社が行なっており、格付け会社によって異なる格付けを行うこともあります。 もちろん格付けが高いところは安心感も高いといえますが、その分利息は低くなります。逆に利息が高いところは格付けが低く、債券の回収に不安があるところが多くなります。 「初心者の方は、リスクの少ない個人向け国債から始めるのが王道といえます」