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税金もお得♪「つみたてNISA」で長期の投資信託

マネー

2019.05.08

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2018年1月から運用が始まった「つみたてNISA」。お得だと聞いているけど、何がどうお得なの?と疑問に思っている方へ。
つみたてNISAとは何か?からそのメリットやデメリット、口座を選ぶ際の注意点について解説します。
あなたも、簡単でお得なつみたてNISAで投資家デビューしてみませんか?

■わかりやすく解説します!つみたてNISAとは何か?

つみたてNISAを説明する前に、まずNISAとは何かについて説明します。
NISAとは「少額投資非課税制度」のことで、日本語にすると何となく意味が分かりますよね。つまり、少額の投資に対しては税金をかけないということです。

株や為替、先物などを商品と捉えると、それらを買うことを「投資する」と言います。この商品の値段は日々変わります。
ある日グッと値段が下がったり、逆にポンと上がったりします。その時を見極めて、「安い時に買い、高い時に売る」のが投資で利益を上げる方法です。
これだけで、莫大な資金を元手に、日々の暮らしどころか、人生を何十回もやり直せるくらいの利益を上げている投資家もいますが、一般投資家の多くは、自分でコツコツ貯めた貯金を元手に、貯蓄+αができればいいな、という思いで少額投資を行っています。

ただ、投資額の多少にかかわらず、以前は利益に同率の税金がかかっていました。その税率は20.315%という割合です。
例えば株を売って利益が10万円出たとすると、そのうちの約20%(約2万円)は税金で持っていかれるので、実際に手にできる利益は8万円弱です。これってあまりにも高くありませんか?

ということで、政府が少額投資を行う個人投資家の利益を保証するために作られたのがNISAです。
NISAなら、1年間の投資額が120万円までは、得た利益に税金はかかりません。
また、株式など金融商品を売買する際は手数料を支払う必要があるのですが、NISA口座ではその手数料も無料です。とってもお得ですよね。

さて、NISAについて分かったところで、今度はつみたてNISAの説明です。
つみたてNISAと普通のNISA(一般NISAと呼ぶ)の違いは、以下の通りです。

①投資のタイミングが「つみたて」のみ(NISAはつみたて以外でもOK)。
②投資額が40万円(NISAは120万円)。
③非課税投資期間が20年(NISAは5年)。
④投資対象となる金融商品が少ない(投資信託・ETFのみ)。

次でもう少し詳しく説明します。

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■つみたてNISAのメリット

ここでは、つみたてNISAのメリットについて、一般的な投資やNISAとも比較しながら考えてみます。

①投資によって得た利益に税金がかからない。
これは一般NISAも同様です。20.315%の税金がかからないことが、つみたてNISAの一番大きなメリットになります。

②非課税期間が一般NISAより長い。
一般NISAが5年なのに対し、つみたてNISAは20年と、非課税期間が長いため、より長期の投資を行うことができます。
このため、つみたてNISAで投資できる商品は、長期投資用の投資信託・ETF(上場投資信託)のみです。
そして、累計非課税枠も一般NISAが600万円なのに対し、つみたてNISAだと800万円までとなっています。

③投資の対象は投資信託がメインになっている。
投資といえば「株」を思い浮かべる方が多いと思いますが、つみたてNISAでは株に投資はできません。そのかわり、投資信託が商品として提供されています。
投資信託とは、複数の株を組み合わせた商品で、投資先が分散されているために、リスクを減らせるメリットがあります。また、投資額も100円からと少額でもできることもメリットの1つです。

④投資できる商品が厳選されている。
つみたてNISAは国が一般投資家を増やすために始めた制度です。ですから投資の初心者でも商品が選びやすいように、あらかじめ長期投資に適したものを、金融庁がチェックして提供しています。
例えばNISAでは投資信託だけでも約6000本あるのに対し、つみたてNISAでは162本(2018年10月)となっています。
つまり、つみたてNISAは、投資額がNISAより小さいものの、長期に運用することで、初心者でも利益を上げやすい制度である、ということがわかります。

■つみたてNISAのデメリット

ここまで書くと、つみたてNISAにはメリットしかないように思われますが、もちろんデメリットもあります。

①年間に投資できる額が小さい
投資はその額が大きければ大きいほど、少しの値動きでも莫大な利益を得ることができます。しかしNISAなら1年間で投資できる額が120万円、つみたてNISAはさらに少額で40万円までです。
コツコツ積み立てるという意味ではとても有効ですが、もっと多くの資金を投入したい方にとってはデメリットにもなります。

②投資方法がつみたてのみ
つみたてNISAは投資の方法が、毎月、毎週など決まったサイクルでの投資方法しか許可されていません。「つみたてる」という方法でしか商品を買うことができないのです。

③投資方法が特殊である
つみたてNISAは、毎年40万円までの投資枠が与えられるのですが、上限まで投資を行わず、40万円の枠が余ってしまっても、その余りを翌年に持ち越したり、別の商品を買って埋めることができません。

④損益通算ができない
例えば、つみたてNISA以外に一般の投資口座を持ち、投資を行っていたとして、つみたてNISAで5万円の損失、一般の投資で5万円の利益を得たとします。
一方では5万円の損、一方では5万円の益が出ているので、その人にとっては5-5=0で何の利益もありません。
このように複数の投資の損益を合算することを「損益通算」といいます。
しかし、つみたてNISAの損益は一般の投資の損益と合算することができないので、上の場合は一般投資の利益5万円のみということにされ、約20%の税金がかかることになります。

なお、一般NISAとつみたてNISAの併用はできません。年ごとにいずれか一方を選ぶ形となりますので、選択の際には十分にご注意ください。NISAを開く証券会社の口座も1カ所のみとなります。

つみたてNISAのメリットやデメリットはお分かりいただけたでしょうか?
あなたのマネーライフに少しでも参考になれば嬉しいです。

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