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売る時期によって利益に大きな差が! 航空会社の株主優待券を1円でも高く売るコツ

マネー

2018.05.10

株主優待でもらえる金券や割引券を目当てに株を買ったものの、近所に使えるお店がなかったりして、意外に使わない優待券ってありますよね。「そのうち使おう」としまいこんでいると忘れてしまい、気付いたときにはもう期限切れでガッカリ、なんてことも。

「株主優待は株取引のオマケ。もともと、使うつもりがないから捨てている」という人もいるかもしれません。でも、ちょっと待って!! せっかくのお宝・株主優待券を紙切れにしちゃうなんて、もったいない! 最後まできっちり働いて、株主優待にもがっちり稼いでもらいましょう。

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さて、株主優待券はどこで売るの?

まず、優待券の売り先は、主に金券ショップかネットオークションです。筆者は主にヤフー!オークションを使っていますが、金券ショップで買い取ってもらったことも。金券ショップのほうが相場は安めですが、その場ですぐ現金が手に入るのがメリット。

一方、ネットオークションのほうが相場は高いけれど、出品から落札・入金までの手間と時間がかかるのが難点。また、たとえばヤフー!オークションでは出品するには基本的にプレミアム会員(月会費462円)になる必要があり、さらに落札金額の8.64%~10%の落札システム手数料がかかります。

どちらのメリットをとるかは、人によってさまざまですが、筆者の場合は入金までに時間がかかってもかまわないので、自宅でオークションを利用しています。しばらく売買してみると、高値で売るコツがだんだん見えてきます。

今回は筆者が売る時に使っている「テク」のあれこれをご紹介しましょう!

 航空会社の優待券を売るなら、ズバリ繁忙期の1か月前!

航空会社の株主になると、国内線に割引価格で乗れる株主優待券がもらえます。JAL(銘柄コード9201)は100株購入(405800円)すると年に1枚、ANA(銘柄コード9202)は100株購入(422200円)すると年2枚、優待券がもらえます。

さらに1年に1回、JALは1万500円、ANA6000円の配当金がもらえるんですよ! 株価が上がらなかったとしても、けっこうお得なイメージですよね。

株主優待券は1枚につき11回、定価の50%割引で国内線に搭乗できるもの。でも、ツアーで旅行に行く人には無用の長物でしょう。

それに、今は航空会社の公式ホームページからの予約でも早期割引などが充実しています。公式予約でも早めに予約すれば50%以上の割引率で乗れることも多いから、意外に株主優待券って出番がないんです。

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ところが、ゴールデンウィークやお盆休み、年末年始などの繁忙期はツアーも高くなるし、航空会社の公式HPでも割引航空券の販売は少なくなります。早期割引があっても、時期を逃すと割引率はダウンします。

つまり、いつ夏休みが取れるか分からなかったり、子どもの部活や習い事、塾の都合でお盆や正月しか休めない人など、繁忙期に定価で航空券を買わざるを得ない人もいるわけです。

そこで、航空会社の株主優待券を売るなら、ズバリ!「割引航空券の販売がない繁忙期の前」が狙いめ! お盆休みに帰省するなど、繁忙期のこの時にどうしても飛行機に乗らねばならない人の需要が高まるからです。 

たとえば筆者がANAの優待券をオークションで売りに出したケースだと、オフシーズンだと13000円前後だったのに、12月初旬に売ったら14000円台で売れたこともあります。

もし皆さんが航空会社の優待券を売るなら、ゴールデンウィーク、お盆休み、秋の大型連休、年末年始などの繁忙期の1か月前あたりが売り時ですよ! 

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フライト予約をキャンセルした優待券も売れます!

ちなみに航空会社の優待券には株主コードや発券コードが印字されていて、スクラッチで削ってその番号で優待予約を取ります。もし株主優待を使って予約した後にキャンセルしたら、もう使えないような気がしますが、実際はどうでしょう? 

実は、フライトをキャンセルしていれば優待の権利は生きていて、利用することができるんです! 航空会社によって、そのままの番号を使用可能なケースもあれば、新たな発券コードを割り振られる場合もあります。

筆者の体験をお話ししますね。昨年夏、家族4人で旅行する時、株主優待券を往路と復路で11枚ずつ、合計8枚使って予約しました。お盆ど真ん中で有利な割引運賃がなかったからです。

ところがその後、子どものならいごとの予定などで日程が変更になり、キャンセルすることに。でも8月末に変更したため、ラッキーなことに公式HP60%引きくらいで航空券が買えました。

さて、そこでどうしたものかと悩んだのが、使わなかった株主優待券です。スクラッチを削ってあるから、金券ショップなどでは買い取ってもらえません。ANAとJALの両方で予約をしていたので、双方の航空会社にこの番号が使えるかどうかを確認したところ「使用していないから、大丈夫です」とのこと。

そこで、スクラッチ済みの優待券を思い切ってオークションで出品してみました。

もちろん、「一度予約したためスクラッチを削ってあるが、キャンセルしたので使用できます」と注釈をつけて、格安スタートの出品です。通常、飛行機の株主優待券は3000円台~5000円台くらいで売買されていますが、1500円で出品しました。

すると! あっという間に買い手がつき、最終的には3500円前後で売ることができました。あのまま捨てていたらゴミになっていたのに、約3500円×8で約2万円の収入に。入金された日は家族で「回らない」お寿司()を食べに行きましたよ♪

皆さんも、使わない株主優待券があったら、ぜひオークションなどで売却にトライしてみてくださいね!

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*この記事の株価は2018年5月9日現在の終値です。

 

ライター:田村みのり

会社員(人事・経理)を経てフリーライターに。年金組合の破たんで数百万円を失った経験から、分散投資の重要性を痛感。その後、教育資金・老後資金を貯めるために投資信託や株、純金積立などさまざまな財テクに挑戦してきた実績を持つ。女性誌やwebでマネーや教育、生活情報記事などを執筆。高校生、大学生の2児の母。

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