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怖い病気のリスクが高まる「若年性更年期障害」治療が必要な理由

女性の健康

2020.01.20

訳もなくイライラする、突然の動悸や発汗が起こる、気分が落ち込んでやる気が起きない…実はこれ「更年期障害」の特徴的な症状です。通常は40代後半~50代前半頃に生じますが、20代後半から症状が現れる女性が増えているのです。思わぬ病気も引き起こす「若年性更年期障害」を詳しく解説します。

 

 

iStock.com/violet-blue

「更年期障害」ってどんなもの?


 

「更年期障害」とは、閉経に伴って女性ホルモンの分泌バランスが変化することによって生じる諸症状のことです。

女性には定期的に生理がやってきますが、これは「エストロゲン」と「プロゲステロン」という2種類の女性ホルモンの作用によって起こります。

この2つのホルモンはともに卵巣から分泌されますが、年齢を重ねるごとに卵巣自体の機能が低下するため分泌量も減少していきます。

このとき、ホルモンの調整をつかさどる下垂体ではエストロゲンを分泌するよう指令を出しますが、いくら指令を出しても卵巣機能低下によって分泌量が増えることはありません。すると脳(視床下部)が混乱し、体内のホルモンバランスが乱れるのです。

 

視床下部は体の様々な機能を調整する役割があるため、その混乱は自律神経にも影響を及ぼします。

自律神経は呼吸や消化、血液を全身に循環させる働き、体温の調節など、命を維持するために必要な働きを担っていますが、この自律神経の働きが乱れることで、冷えやほてり、のぼせなど、体にさまざまな不調が現れるのです。

卵巣の機能は、ある日突然急激に低下するわけではなく、時間をかけて少しずつ低下していきます。このため、更年期障害も閉経の前後10年ほど続くことが多いのです。

 

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