5つの生活習慣で、女性ホルモン減少を防ぐ

 

急激に減ってしまった女性ホルモンを増やすには、

「女性ホルモン療法」などが役立ちます。経口や経皮のホルモン剤を使用したり、局所に塗ったりする方法です。 ただ積極的な治療をせずとも、毎日の生活のなかで少しでも女性ホルモンを保つ工夫はできます。それが、次の5つの習慣です。

 

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1.大豆や大豆製品を積極的に食べる

大豆に含まれる「大豆イソフラボン」に、女性ホルモン様作用があることは、いまや常識。煮豆のおかず、乾燥豆のおやつをとり入れたり、豆乳を飲むことも勧められます。 ただし、これだけで女性ホルモンを維持しようとすると、結果摂りすぎになることも。健康な食生活のバランスの範囲内で、意識してとるように心がけます。 大豆イソフラボンからつくられる「エクオール」などの成分を、サプリで摂る方法もあります。

 

2.体を温め、卵巣の働きをよくする

冷えで血流が悪くなると、卵巣の機能も低下します。女性ホルモンはいずれも卵巣で分泌されるため、女性ホルモンが出にくい身体になってしまいます。 「バスタブに毎日つかる」「冷たい飲みものを飲みすぎない」など、基本の冷え対策を徹底しましょう。 湯たんぽや使い捨てカイロで温めるときは、手足などの末梢ではなく、おなかや腰など、体の中枢を温めるようにします。

 

3.〝食べないダイエット〟はしない

女性の身体はもともと筋肉量が少なく、代謝がよくありません。 〝〇〇しか食べない〟といった極端なダイエットでやせようとすると、リバウンドにより筋肉量が減少し、ますます太りやすい身体になります。 卵巣の機能が低下し、女性ホルモン量が減るだけでなく、膣の周囲にある骨盤底筋群の働きも悪くなり、膣の老化、尿もれなどのトラブルにもつながってしまいます。

 

4.恋をしてセロトニンを増やす

恋をするときれいになるといわれるのには、理由があります。 誰かを好きになってドキドキすると、女性ホルモンのエストロゲンが増えることがわかっています。心を安定させる神経伝達物質「セロトニン」の分泌も促されます。 夫との関係をもう一度見直すいい機会。「パパ・ママ」「お父さん・お母さん」の関係ではなく、男女としてのスキンシップをもう一度試みて。

 

5.よく寝て、しっかり体を休める

女性ホルモンが減ってくる年齢ともなれば、無理は禁物。いつまでも若いときと同じようには働けませんし、無理をすると翌日以降に疲れが如実に出ます。 自分ひとりで多くを抱えてがんばり続けるよりも、「人に任せられる仕事は任せる」「家事分担を見直す」などの努力をしましょう。