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「閉経」は平均何歳? 気になる〝症状・病気リスク・体の変化〟徹底解説

女性の健康

2019.11.12

2020.04.19

閉経の「早いor遅い」が体に与える影響


 

女性ホルモンの一種である「エストロゲン」は、女性の体の健康維持において、さまざまな重要な役割を果たしています(上図参照)

エストロゲンが低下するということは、これらの働きが弱まるということ。

このためこの時期の女性に、
コレステロール増加による「脂質異常症(高脂血症)」
血液凝固による「動脈硬化」「虚血性心疾患」
骨量低下による「骨粗しょう症」などが起こりやすくなるのです。

 

iStock.com/vadimguzhva ※画像はモデルを起用したイメージです

 

 

このため、いくら閉経を迎える年齢に個人差があるといっても、あまりに早すぎるのはよくありません。

40歳未満で卵巣機能が低下し、閉経と同じような状態(生理のない状態が4~6か月間続いている)になると「早発卵巣不全(POF/POI)」という病気と診断されます。

40歳未満の女性の1%に、こうした症状が見られるといわれています(※2)遺伝や環境、自己免疫性疾患などが関係して発症すると考えられていますが、多くは原因不明です。

閉経後の体は、先に説明したような病気のリスクが高まるため、40歳未満という早期に閉経と同じ状態が生じた場合、治療を行ってリスクを抑えます。

治療方法は妊娠を希望するかどうかによって異なり、希望しない場合は「ホルモン補充療法」を、希望する場合は「カウフマン療法(ホルモン療法を行って排卵を促す方法)」をとります。

また、閉経は遅くても50代後半には訪れ、60歳を超えても生理があることは基本的にありません。60歳を過ぎた出血は不正出血と考えてよいでしょう。

この場合、子宮体がんの可能性もあるため、詳しい検査をしたほうがよさそうです。

 

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