女性の健康
2019.11.05
2019.12.03
耳管開放症になると…
声を出すたびに音が大きく耳に響くので、ちょうどいい声の大きさやイントネーションなどがわからなくなります。また、歌うと音程がずれてしまったり。
そうすると、結果的にコミュニケーション障害をきたしたり、重症な場合には社会的活動ができなくなったり、うつ状態になってしまうこともあるほど。
とてもつらい症状といえます。
耳管開放症で気をつけたいこと
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生活のなかで気をつけることとしては、水分をこまめに取ること。脱水になると耳管のしまりが緩くなることから、普段から水分をしっかり摂ることが大切です。
また耳管の開閉には自律神経が関係していることから、睡眠不足は禁物。疲れたときはしっかり休む、バランスのいい食事といった、体のバランスを整えることが症状の改善につながります。
このほか注意したいのが、鼻をすすること。一時的に症状が緩和されるため無意識にすすってしまうことも多いのですが、続けると鼓膜や中耳に異常をきたします。
すると中耳炎を繰り返したり、悪化すると耳自体が悪くなってしまったりということも。極力鼻をすすらないよう気をつけておきましょう。