サプリメントは「必ずしも安全」ではない!

 

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現在日本では、安全性などを調べる厳しいテストを通過したサプリメントが流通しています。そのためサプリメントの使用で、健康に害を及ぼすことはまずありません。

 

しかしサプリメントによって摂取する成分は、普段私たちが口にしている食事に含まれるものよりもはるかに高濃度。 しかも、通常では口にする機会のない成分が含まれているものも多くあります。そのため、必ずしも「安全」とは言い切れない部分もあります。 なかにはアレルギーを起こしたり、含まれる成分が身体に合わず吐き気や腹痛などを起こすこともあります。

 

またサプリメントに含まれる成分は、健康の維持・増進に役立つとはいえ、摂りすぎるとかえって健康を害することも。 特にビタミンAやビタミンDなど、身体に蓄積される栄養素の過剰摂取はNGです。

 

さらに、病院から処方される薬のなかには、十分な効果を発揮したり副作用を防いだりするために特定の栄養素を避けなければならないものがあります。 このような薬を服用中の方がサプリメントの成分をよく確認せずに使用すると、重大な健康被害を受けることもあるのです。

 

サプリメントは「必ずしも100%安全に摂取できるものではない」ことを肝に銘じておきましょう。

 

 

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