2.顔色がわからないメイクはしない

 

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医師の診察は、患者さんが診察室に入ってきたときから始まります。特に、診察室に入って来たときの「第一印象」は非常に重要です。 顔は体調不良の状態が現れやすいので、筆者の場合は、患者さんの顔色や唇の乾燥の有無などを即座にチェックしています。 例えば、顔が青白ければ貧血を疑いますし、目の下のクマがひどい方は体調不良による衰弱が強いと考えます。また唇や肌が乾燥していれば、脱水の可能性を考えるのです。 スムーズな診察・診断を得るには、正しい「第一印象」を医師に与えることが大切です。 そのため受診時は、顔色や肌、唇の状態が分からないようなメイクは控えた方がよいでしょう。

 

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