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なぜ、日本人女性が世界で一番睡眠不足といわれるのか

女性の健康

2020.09.29

2020.10.02

自称ショートスリーパーは要注意!本当は体に危険なサインが…

——7〜9時間の睡眠時間が必要と伺いましたが、短い睡眠時間でも平気という方もいますよね。

 

西川さん:

睡眠時間が5時間未満でも心身に何ら影響を受けずに過ごすことができる人をショートスリーパーと呼びますが、実はこうした人はほとんど存在しません。

 

日本の睡眠研究のパイオニアである、睡眠評価研究機構代表の白川修一郎先生が行った大規模調査によると、病気で眠れないといった特殊なケースを除き、生粋のショートスリーパーは全体の0.5%以下ではないかという見解も出ています。つまり、200人に1人いるかどうかというレベルです。

 

そもそもショートスリーパーは遺伝的なもの。家族(祖父母、叔父・叔母、両親など)にショートスリーパーがいない場合は、自分もショートスリーパーではないと思って間違いありません。

 

——ショートスリーパーの人ってもっと多いような気がしていました。

 

西川さん:

それが問題なんです。ビシネスパーソンの中にはたくさん眠っているのはかっこ悪いと思っている方も多く、長時間眠ることに罪悪感を感じている人もいらっしゃいます。

 

また、実際にやりたいことが多すぎて十分な睡眠時間を確保できていない方もいらっしゃるかと思います。こうした方たちは、自分が睡眠不足に陥っている自覚がないことが多いのが特徴的です。

 

知らず知らずのうちに睡眠不足によって心身を蝕まれ、最悪の場合命を縮める危険すらあることを自覚し、今一度睡眠の重要性を見つめ直していただけたらと思います。

 

体や心に恐ろしい影響を及ぼす睡眠不足。次回は、世界各国の研究データや西川さんの実体験を交え、睡眠不足が実際にどのような影響を及ぼすのか、検証していきます。

 

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PROFILE 西川ユカコさん

昭和西川株式会社 代表取締役副社長。睡眠サービスコンソーシアム理事。睡眠改善インストラクター、セロトニントレーナー、温泉入浴指導員。学習院大学卒業後、ハースト婦人画報社に10年間勤務。その後、家業である昭和西川に転職し、企画部門や管理部門を経験した後、現職。世界中の科学的データを参考にしながら、自身を実験台にしてあらゆる快眠法を検証し、睡眠に対する幅広い見識に信頼が寄せられる。著書に「世界の最新論文と450年企業経営者による実践でついにわかった 最強の睡眠」(SBクリエイティブ)。「東洋経済オンライン」で睡眠記事を連載中。

 

文/上野真依 イラスト/小幡彩貴

※睡眠投資BARTH「普段の生活での優先順位」調べ https://barth.jp/lp/sleep-investment/

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