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なぜ、日本人女性が世界で一番睡眠不足といわれるのか

女性の健康

2020.09.29

2020.10.02

“家族第一”になれば、睡眠時間は増えるはず

——女性たちが睡眠時間を確保するためには、パートナーの男性がより家事や育児に参加することが急務ですね。とはいえ、それができれば苦労はしないのですが…。

 

西川さん:

男性の家庭進出がなかなか進まない一番の要因は、「男は仕事が第一」という根深い価値観によるものと考えられますが、これが新型コロナウイルスの影響を受けて大きく変わりつつあるんです。

 

トータルヘルスケアソルーションを展開している株式会社TWOの調査(※)によると、これまでビジネスパーソンの生活優先順位は、1位仕事、2位家族、3位食事でした。しかし、コロナ禍の現在では、1位家族、2位食事、3位睡眠と、順位が変化しています。

 

——睡眠が3位にランクインして、仕事は3位以下になっていますね。

 

西川さん:

そうなんです。だからこそ、いま、夫の意識を変えるチャンスです。これまで仕事に邁進してきた男性も、新型コロナウイルスによって仕事のビジョンが不透明になり、明日命を落としてしまうかもしれないとなったとき、「やっぱり一番大切なのは家族なんだ」というように、パラダイムシフトが起きているんです。

 

家族が大事、でも妻が働きすぎて睡眠不足で倒れてしまったらと考えると、やっぱり助けたいとなるし、もっと寝かせてあげなければいけないとなりますよね。

 

——男性が家庭に関心を持っている今が、家事や育児に協力的でなかった夫の意識改革をするまたとないチャンスということですね。具体的に、どのように取り組んでいけばいいでしょうか?

 

西川さん:

私は、これまで難しかった分担制を改めて試すいい機会だと思っています。リモートワークの導入が進んで通勤時間が削減されたオフィスワーカーも多く、その分の時間を家事や育児に当てるような提案をしやすいのではないでしょうか。

 

そこで私がおすすめしているのが、「早番」「遅番」のシフト制度です。例えば、早番担当のママは、朝の家事と子どもの保育園の送り迎え、お料理までを担当。遅番担当のパパは、洗い物とお風呂、寝かしつけを担当するというようなイメージです。

 

そうすれば、早番担当のママはお子さんが寝るのを待たずに早く寝ることができるし、自分の時間ができて心に余裕も生まれます。

 

——早番、遅番というワードがいいですね。男性にもわかりやすく、提案しやすい気がします。

 

西川さん:

睡眠は質も大事なのですが、まずは長さを確保することが先決。早番遅番シフトを作って、十分な睡眠時間を確保していきましょう。

 

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