タオルや服についたウイルスの寿命は?

 

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ウイルスや細菌などの病原体は、前述した通り、タオルや服などの布製品に付着したまま一定時間生き続けます。特に、表面が凸凹したタオルに付着した場合、思いのほか長く生き続けるものです。 新型コロナウイルスのタオル上での寿命ははっきり分かっていませんが、秋から春にかけて大流行するインフルエンザウイルスでは、28時間程度生き続けるとされています。 一方、SARSMERSを引き起こした別のタイプのコロナウイルスは、インフルエンザよりも長く生き続けるとのこと。 新型コロナウイルスもインフルエンザよりは長く…つまり28時間以上は生き続ける可能性が高いと考えられています。 実際、海外の研究では、新型コロナウイルスは段ボールの上で約24時間生存を続けたことが報告されています

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タオルや服などの布製品の上ではもう少し期間が短くなるかもしれませんが、いずれにせよタオルを介して感染してしまう可能性もあることを覚えておきましょう。