効果的な換気の方法と注意点

 

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では、実際にどのような方法で「換気」をすればよいのでしょうか? 近年では、24時間にわたって換気設備が稼働している住宅も少なくありません。このような家では換気設備を過信しがちですが、病原体を追い出すための換気は「窓を開ける」ことが大前提です。 特に、家族が集まりやすいリビングルームなどは、病原体が舞うリスクが高くなります。2~3時間に一度、定期的に窓を開けて空気を入れ替えるようにしましょう。 窓を開けておく時間は、通風通しのよい部屋であれば510分程度でよいのですが、換気の効率は室内の風通しなどに左右されるもの。換気が良くない部屋では、常に窓を開けておくのもひとつの方法です。 また換気扇などの換気設備がある室内では、積極的に利用するのもおすすめです。