周りに流されない人の特徴

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反対に周りに流されにくい人の特徴としては、「自分の考え(=軸)をしっかり持っている」ということが挙げられます。 自分の考えに軸があるということは、自分なりの意見をしっかりと持っているということ。では、どうしたら流されない人格を目指せるのでしょうか? 心理学から考えた、流されない人になるための「3つの習慣」をご紹介します。

 

1.普段から「どうしたいのか」を自分に質問する

普段から、自分はいま「何が食べたいのか?」「何をしたいのか?」「何が好きなのか?」を質問し、それを行動する習慣をつけておきましょう。 いつも「なんでもいい」というスタイルをしていると、流されてしまいやすい状況を作ることにもつながります。日頃からはっきりと、自分の気持ちに正直になる癖をつけておきましょう。 「今日のランチはラーメンが食べたい気分!」「今日は疲れているからまた明日」などと、小さなことからでも自分の答えを持つようにすると、たくさんの人にも自然と意見が言えるようになりますよ。

 

2.読書などで知識を吸収しておく

社会問題、歴史や科学や哲学など、普段からさまざまなジャンルの知識を吸収しておくと「自分の中で何が正しくて何が間違っているのか」「他の人はどんな意見を持っているのか」などの情報が入ってきます。 そんな情報から得た、自分なりの信念や哲学を持っておくことは、流されにくい心を作ることに役立つことでしょう。 最近では、無料動画や無料で聴けるコンテンツなどもたくさんあります。仕事の休憩時間や家事をしながら、こまめに知識を吸収する時間を作るのがおすすめですよ。

 

3.ひと呼吸おいて考える

もし、「周りの人の意見に流されてしまいそうかも?」と思ったら、その時点でひと呼吸おいてみましょう。 一度冷静になって考えてみる時間を持つことで、頭も整理され自分なりの意見も浮かんでくることでしょう。 また流されそうになる前に必要なのは「冷静になる」こと。ひと呼吸おくことで、より的確な答えに導かれると考えられます。

 

 

普段の生活から少しずつ、この3つを実行してみてください。だんだんと周りに流されにくくなる自分を、実感することでしょう。

 

文:nana