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認知行動療法でストレスケア<3>夫への怒りを生む〝ゆがんだ認知〟を見直す

女性の健康

2020.01.20

考えかたのクセ(認知)を変えると、母親として、妻としての自己嫌悪や、落ち込み、イライラに悩まされにくくなります。

今回は、誰もが一度は経験しているはずの夫へのイライラ、そして妻としての自己嫌悪に焦点をあてます。

さっそく、臨床心理士の中島美鈴先生に、そのポイントをうかがいました。 

 

 

中島 美鈴先生
臨床心理士。1978年、福岡県生まれ。広島大学大学院教育学研究科修了後、独立行政法人国立病院機構肥前精神医療センター勤務、東京大学大学院総合文化研究科助教、福岡大学人文学部研究員などを経て、現在は九州大学大学院人間環境学府博士後期課程在籍。集団認知行動療法の臨床・研究に力を注ぐ。『くよくよ悩んでいるあなたにおくる幸せのストーリー 重~い気分を軽くする認知行動療法の34のテクニック』『セルフ・コンパッションのやさしい実践ワークブック』(星和書店)など、著書・翻訳書多数。

 

ひさしぶりの飲み会。なのに夫の言葉にイライラ……!

 

子どもが小さいうちはとくに、子どもの面倒にかかりっきりで外に出られなくなりがち。でも、たまには自分の時間もほしいし、子どもや夫以外の人とも話がしたい!

それを夫に伝え、職場の飲み会にひさしぶりに参加することになったと想像してみてください。

以下が、その後の展開です。さて、あなたならどんなことを考えますか?

 

<状況>
17時までに子どものお迎えに行き、いったん帰宅。
子どもを夫に任せ、そのままあわただしく飲みかに行こうと玄関に向かったら……
リビングにいる夫の、「帰りは何時なの?」という声が聞こえてきました。

 

iStock.com/takasuu

 

ここで「数か月に1回程度のことなのに、帰宅時間まできっちり言わないといけないの?」「自分は週3回も飲み会に行ってるし、時間どおりに帰ってきたことなんてないじゃない!!」と考えると、夫へのイライラを募らせることに――。


「自分はそこまで束縛されなきゃいけないのか」「不平等すぎる」と、怒りもわくでしょう。これが「非適応的認知」の典型的なパターンです。

では、この認知をどう変えていけばいいのか。次ページで見てみましょう。



>>NEXT 〝ゆがんだ認知〟を変える方法

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