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認知行動療法でストレスケア<2>落ち込みや自己嫌悪を防ぐ〝認知〟を身につける

女性の健康

2020.01.18

認知行動療法とは、世界的におこなわれている心理療法のひとつ。

うつ病や不安症の治療だけでなく、ストレスマネジメントにも有効で、自分で取り組めるのも大きなメリットです。

では、働く女性のストレスを改善する、認知行動療法の方法とは? 認知行動療法を専門に活躍する、臨床心理士の中島美鈴先生にお話を伺いました。

 

 

中島 美鈴先生
臨床心理士。1978年、福岡県生まれ。広島大学大学院教育学研究科修了後、独立行政法人国立病院機構肥前精神医療センター勤務、東京大学大学院総合文化研究科助教、福岡大学人文学部研究員などを経て、現在は九州大学大学院人間環境学府博士後期課程在籍。集団認知行動療法の臨床・研究に力を注ぐ。『くよくよ悩んでいるあなたにおくる幸せのストーリー 重~い気分を軽くする認知行動療法の34のテクニック』『セルフ・コンパッションのやさしい実践ワークブック』(星和書店)など、著書・翻訳書多数。

気分の落ち込みは〝認知のゆがみ〟のせい?

認知行動療法では、いつも頭に浮かぶ思考や、物事の捉えかたに注目します。これが「認知」です。

認知には人それぞれのクセがあります。

物事をありのままに、現実的に捉える「適応的な認知」をもつ人は、気分も落ち込みにくく、多少のストレスにも柔軟に対応できます。

でも、「認知のゆがみ(非適応的な認知)」があると、自分を責めたりして、気分が落ち込むことに……。

認知のゆがみを理解するために、まずはこんな状況をイメージしてください。

 

<状況>
朝、バタバタと子どもを保育園に送っていくと、「今日はお弁当がいる日ですよ」と先生。
「え、そうでしたっけ??」と、軽いパニックに。でも、いまから帰ってお弁当をつくる時間もなく…。
そんなとき、仲のいいママ友が「うち、今日は余分につくりすぎたから、いまから詰めて持ってきてあげるよ」といってくれました。

 

さてこの状況で、あなたはどんなことを考えますか?
次のページで、「適応的な認知」と「非適応的な認知」の違いを見てみましょう。

iStock.com/usako123

 

>>NEXT 適応的な認知、非適応的な認知の違い

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