「心療内科でカウンセリング」するのはどんな人?

 

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病院に勤務しているカウンセラーの多くは、国家資格である「公認心理師」、もしくは民間認定資格である「臨床心理士」の資格を持っています。

心理療法には「精神分析」「認知行動療法」「クライエント中心療法」「催眠療法」などの方法があり、どの療法を専門としているかによって、対応が微妙に異なります。 ただ、基本的にはどの療法も「自分が生きやすくなる」ことを目指して行うもの。ゴールに向かうための方法が違う、と考えていただければと思います。

 

カウンセリングではどんなことを話す?

 

療法によっても違いがありますが、基本的には「いま悩んでいること」「あなたが望む〝解決〟とは?」「そのためにどうしていくか」を話し合います。 カウンセリングの目標は「自分が生きやすくなるために成長すること」。ただし「成長」といっても、そんなに大げさなものではありません。 「これまでとは違う対応法や考え方を身につける」「今回起きたことを振り返って次につなげる」など、「次回を乗り越えるための心の整理」と考えるといいかもしれません。