思い切って「子どもの気持ち」を聞いてみてください


 

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夫婦生活を子どもに見られて「ま、いっか」で済ませられないのは、「子どもがどんな気持ちかわからないから」というのも理由のひとつです。 「怖かったんじゃないか」「いまはわからなくても、軽蔑するときがくるんじゃないか」など、想像が膨らめば膨らむほど不安も大きくなっていくことでしょう。 そこで思い切って、子どもにとって「どんな体験だったのか」を確認してみてください。 筆者の経験では「ママがいじめられている」と思って泣いてしまった子や、「パパとママがギュッとしていたこと」でジェラシーを感じてしまった子、なかには「風邪をひいたらママが入院しちゃうと思った」と、意外な気持ちを話した子もいました。「喧嘩していた」と思う子も多いようです。 子どもにとっても「あれがなんだったのか」がわからないので、「なんかイヤな体験」として残っていることがあります。見られてもOKとは言えないものの、もっともNGなのはそのまま「タブー」にしてしまうことです。 子どもの気持ちがわかったら、必ず「パパとママは仲良しである」ということを伝えてあげてください。子どもにとっても「性」はとても大切なこと。「仲良しの証」であることを、ちゃんと伝えてあげてくださいね。

 

 

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