おつまみの“推し”は枝豆やきのこ類!

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お酒を飲む際は、一緒に食べるおつまみに気をつけましょう。

 

「ビタミンB群が多い食べ物は、脂質と糖質を代謝してくれるほか、アルコールの代謝にも必要。ビタミンB群が豊富に入っているのは、きのこ類や枝豆、ニンニクなど。もし家でお酒を楽しむときのおつまみは、枝豆だけでもいいですし、エノキダケをレンジでチンしてごま油と塩で和えてナムル風にしたり、ニンニクで炒めたりしてもいいですね」

 

また、野菜をたくさんとるのも大切です。

 

「アルコールを代謝する過程で、活性酸素が発生しやすくなります。すると、酸化や炎症により身体の老化も促進してしまいます。野菜をたっぷり食べると、これを抑えることができます。お酒を飲む際は、サラダやほうれんそうのおひたしもぜひ積極的に食べてください。サラダは最初に食べると、血糖値が上がるのを抑える効果があります。ほうれんそうは、食物繊維やビタミンB群も豊富。いずれも低カロリーなのも嬉しいポイントです」

 

もし、野菜だけだと物足りないと感じた場合はどうしたらいいでしょう?

 

「揚げ物などの脂質が多いものよりは、お刺身やカルパッチョなどを選んだほうがカロリーが低く、良質なタンパク質がとれます。あさりの酒蒸しも低カロリーなうえに、ダイエット中に不足しがちなミネラルもとれます。味が物足りないときは、納豆やキムチなどの発酵食品もおすすめです」

 

お酒を飲んだ夜はトマトジュースを飲む

お酒を飲んだ日は、ほかに気をつけることはありますか?

 

「寝る前にトマトジュースを飲むといいですね。カリウムが豊富なので、翌日のむくみ予防になり、アルコールの代謝を高める、二日酔いを防ぐ働きもあるといわれています。ただし、トマトジュースは食塩や砂糖が使われていないものを飲むようにしてください。塩味が濃いものは、食欲を増進させる場合があるので、ダイエット中は避けたいです」