睡眠時のおすすめ姿勢と小物使い

 

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では、どのような姿勢で寝たら、腰痛になりにくいのでしょうか? 具体的に、おすすめの姿勢を2つ紹介します。

1.仰向けで「膝の下」にクッションを入れる

仰向けの姿勢から膝を曲げると、骨盤が前に引っ張られたり腰が反ってしまうのを、防ぐことができます。

クッションや枕などを膝の下に入れて、膝を軽く曲げた姿勢をとると、腰に負担がかからず寝ることができます。

 

2.横向きで「膝の間」にクッションを入れる

横向きになったとき、足が交差して組んだ状態になるのを防ぐために、膝の間にクッションを入れるのがおすすめです。 そうすることで、骨盤から腰がねじれるのを防いで、腰痛を予防することができるでしょう。抱き枕を抱いて寝るのも有効です。

 

 

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寝起きにおすすめ腰痛解消ストレッチ

 

<背筋のストレッチ>

写真のように正座の姿勢から前に屈んで、背筋をストレッチします。背中が伸びていることを感じながら、30秒程度ゆっくりとストレッチしましょう。

<背骨の体操>

(1)手と足の間を肩幅に開き、四つ這いの姿勢となります。35秒かけてゆっくりと背骨全体を丸めます。このとき手足は動かさずに、背骨だけで動かし、お腹を上に突き上げるイメージで行います。

 

(2)次に35秒かけて、ゆっくりと背骨全体を反らしていきます。このとき(1)と同様に、手足は動かさないようにします。(1)→(2)の動きを5回繰り返します。

 

 

 

文:rana