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大人の〝おたふく風邪〟で生殖器に炎症…検査と予防接種をすすめる理由

女性の健康

2020.01.10

大人の〝おたふく風邪〟が悪化すると

 

iStock.com/sefa ozel

 

おたふく風邪の予防接種ワクチン「ムンプスワクチン」は定期接種ではありません。

予防接種せずに免疫がないまま、大人になっておたふく風邪にかかると、顎の腫れや痛みなどの症状が強く出ることが多いもの。

また、生殖器に炎症を及ぼす、深刻な合併症を引き起こす可能性もあります。

 

女性では約7%で卵巣炎を発症するといわれており、おなかの痛みや吐き気、不正出血などの症状が特徴です。

卵巣炎になるということは、子宮から卵巣まで感染が及んでいるということ。不妊のリスクがあるため、早めに婦人科を受診してください。

妊娠中の感染も、流産のリスクになることから注意が必要です。妊娠前には検査をし、免疫がなかった場合には予防接種を行いましょう。

また、妊娠中におたふく風邪を疑う症状があれば、早めにかかりつけの産婦人科を受診し、指示をあおいでください。

 

男性の場合には、20~30%で睾丸炎・精巣炎を発症するといわれています。急な睾丸の痛みや腫れ、倦怠感などが特徴です(※1)

すぐに改善される場合には不妊にいたることは少ないといわれますが、悪化した場合には不妊につながることもあります。

 

「おたふく風邪になったかどうかわからない」という人は、一度検査を受けてみることをおすすめします。

 

<参考>NIID 国立感染症研究所「流行性耳下腺炎(ムンプス、おたふくかぜ)」

 

 

文:医師・木村眞樹子

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