急性膵炎の治療とは?

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急性膵炎は、進行すると命を落とす可能性もある恐ろしい病気です。 発症した場合は、できるだけ早い治療が何よりも大切です。飲酒後などにみぞおちの痛みが続くときは、早めに病院へ行くようにしましょう。 治療法は重症度によって異なりますが、絶飲食の上で膵臓の安静を測り、炎症によって失われた水分を補うための大量の輸液が行われます。 また、膵液に含まれる消化酵素の働きを抑制するための「蛋白質分解酵素阻害薬」、腹痛に対する鎮痛薬、膵炎に伴う細菌感染に対する抗生剤などが、病状に合わせて使用されます。 基本的には23週間の入院治療が必要で、重症な場合には数か月のも間、入院を続けなければならないことも珍しくありません。

 

 

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