妊娠中に「風疹」に感染する危険

 

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風疹は比較的症状が軽い感染症で、自然に治ることがほとんどです。 しかし妊娠中に感染すると、胎盤を通してお腹の赤ちゃんに感染してしまうことがあります。 特に妊娠3か月までの初期のころに感染すると、赤ちゃんが「先天性風疹症候群」を発症することが知られています。 「先天性風疹症候群」とは、「心疾患・難聴・白内障」を3大症状とする、先天的な障害を引き起こす病気のこと。 それ以外にも、小頭症や精神発達遅延などを引き起こすこともあります。 日本では出生数10万人あたりの発症率は1.8~7.7%

※2)と、発症率自体は高くありません。 ですが、万が一発症した場合は赤ちゃんに重大な障害を引き起こすため、妊娠中は注意が必要です。

 

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