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■アルミホイルと水を使用した皮むき

キャンプなど、専用の道具を持ち込むのが難しい場合に使えるのが丸めたアルミホイルです。20cmほどの長さでアルミホイルをカットしたら、くしゃくしゃに丸めてから広げて、野菜を包んで軽くこするだけで皮がむけます。


アルミホイルはれんこんやごぼうの皮むきに適しています。アルミホイルに泥がついても捨てるだけでよいので、調理器具を洗う手間が省けます。 さて、皮むきに使える便利ツールは、アルミホイルだけではありません。なんと水道水も野菜の皮をむくのに便利なアイテムなのです。


カレーなどさまざまな料理に引っ張りだこの玉ねぎはむくのが面倒な野菜ですよね。しかし水道水で楽にむけるようになりますよ。


方法は至って簡単で、上から流水をかけながら普通に皮をむいていくだけです。水が玉ねぎの皮と皮の間に入り込み、 むきやすくなります。


そのまま流しで玉ねぎの皮をむくと排水溝が詰まってしまいますので、玉ねぎの下に三角コーナーを置くなど皮を流さないようにすれば、排水溝のお掃除も楽です。 100円ショップなどで売られている皮むき手袋も、水を流しながら使うと野菜を洗う手間が省けます。


皮むき手袋の使い方は手袋を手にはめて、野菜をこするだけです。ゴム手袋の表面に細かい突起が多数付いているので、こするだけで野菜の皮がはがれるようになっており、魚のうろこも取れます。力加減を調節しながら皮をむいていきましょう。


じゃがいもやごぼうなど、土汚れが気になる野菜は流水をかけながら、皮むき手袋でこすっていくと皮と土が一気に取れて一石二鳥です。


皮むき手袋には左手用や大人の男性も使えるサイズがありますので、必要なものを購入するとよいですね。 料理には野菜をたくさん入れたいと思っていても、野菜の下ごしらえには意外に手間がかかりますよね。特に皮むきがおっくうだと思っている人は多いでしょう。


料理上手な人は、包丁で器用に薄く野菜の皮をむいていきますが、慣れない人だと時間がかかってしまいます。


しかし特別なテクニックがなくても、包丁以外の道具を有効活用すれば下ごしらえの手間が省けて料理を作るスピードがアップしますよ。ぜひお試しください。