2019.07.26

故人がいつも大切にしていた人形は寺社で供養

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<2.人形供養とは?そしてその方法は?>

人形供養とは、ゴミとして人形を処分するのではなく、その人形に対する感謝の気持ちを自分なりに示したうえで、その後処分するというお別れ方法の1つです。

「ありがとう」「さようなら」をきちんと言った後であれば、人形を捨てるという罪悪感も減らすことができますよね。

ちなみに、人形供養というのは昔から寺社で行われており、当時は安産や子育てを祈願し、それが成就した際、お礼として子どもの代わりに人形を納めたというのがそもそもの始まりだそうです。

その後お世話になった人形を成仏させるという現在のような形も行われるようになりました。

では、人形供養はどうやって行えばいいのでしょうか?

まず、「寺社にお願いする」という方法です。

檀家(だんか)寺に相談してみるのが一番ですが、ネットで調べてみると、人形供養をしてくれる寺社は、全国にあります。
その中には、交通の便が良いところ、郵送を受け付けてくれるところ、自分の希望通りの供養をしてくれそうなところなどがあるでしょう。
その中から自分に合った寺社を選んで申し込み、直接人形を持参したり、郵送したりします。
寺社では、そうして集まった人形にお経をあげ、最後は「おたき上げ」といって焼却処分をすることで供養を行います。
寺社によっては、おたき上げをせずに、そのまま処分することもあるようです。
供養の方法については、寺社によって多少違いがありますし、人形供養にかかる費用も寺社によってさまざまです。
1体からでも引き受けてくれるところから、一定の大きさの箱に入る量なら何体でもOKというところもあります。
費用も昔はお米や農作物などの物納が一般的でしたが、今は1000円~一箱3000~5000円で行ってくれるようです。
人形供養の日に直接寺社に出向いて、式に参加することも寺社によっては可能なようです。

次に「遺品整理業者に依頼する」という方法があります。
遺品整理業者というのは、遺品整理のお手伝いを専門に行う、いわば遺品整理に関するプロです。
その仕事の中で、遺品の供養をお願いされることもよくあるそうです。
ですから、遺品整理業者の中には、そのような供養の依頼を引き受け、提携している寺社に品物を持ち込み、供養してもらっている業者もあるようです。
遺品の中には、人形など含まれていることが多いので、もし遺品整理業者に遺品の整理をお願いする場合は、人形供養をしてくれるかどうかを確認してみてください。
こちらも費用は業者によってまちまちです。
追加料金を取られることもありますし、遺品整理作業の中に含まれていて、実質的に無料で行ってくれるところもあります。

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佐藤 千尋

佐藤千尋
宮崎県のライターで執筆歴は3年。家事歴10年の経験を活かして、皆さんに役だつ情報を提供できれば幸いです。