<散らからない工夫2>物が見える・すぐ手に取れるようにする

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物が散らからない部屋にするには、「わかりやすい収納」をしていることが必須です。「わかりやすい収納」は、特に家族で暮らすファミリー層に大きな威力を発揮します。「おかあさん、あれどこ?」を減らすことができれば、毎日のストレスも大きく減らせます。

 

「わかりやすい収納」は、具体的には (1)「物がどこに置いてあるか、誰にでもわかりやすい」 (2)「ひとつの場所に複数の物がしまってあっても、目当てのものがすぐにわかり、取り出せる」 といったことです。

 

まず(1)は、先に<散らからない工夫1>で物を使う場所に、使いやすく置くことでかなえられます。たとえばみんなが使うものはいちばん手に取りやすい場所に置いたり、個人で使うものは背の高さに合わせて置き場所を決めたりすれば、家族みんなにとって使いやすくなります。

 

(2)は、特に引き出しや収納ケースなどにこまごましたものをまとめてしまう時に、注意が必要なポイントです。同じ引き出しがいくつかあったら、何がどこにあるのかいちいち引き出さないとわからない…では、出し入れがめんどうになり、そのうち適当につっこむことになりかねません。すると物が迷子になってしまいます。

 

 そうならないためには、引き出しや収納ケースなどには「中身が何かを書いたラベル」をつけるのがおすすめです。「文房具」だけではわかりにくければ、「はさみ・テープ・マジック」など具体的に書きます。

 

きれいにパソコンで印字してプリンターで打ち出して、と考えるとめんどうになるので、まずはマステにペンで書いて貼っておくだけでも、何もしないよりは断然、わかりやすくなります。100円ショップなどにも、そのまま書くだけでかわいくおしゃれに見えるラベル用のシールやタグが売られています。