2019.05.22
新しい靴が増えるたびに、「あー、また下駄箱に入らない!」なんてことはありませんか?靴は沢山持っていたいけど、スペースが限られているので困るという方も多いと思います。靴箱があるのは家の玄関ですし、この場所が散らかっていると、いい運気も入ってきません。新しい靴がそろそろ欲しいな~、なんだか最近靴が増えてきたかも!と思ったら、ぜひ一度靴箱の中を整理してみましょう。靴箱がスッキリしていると、扉を開けた時に気持ちがいいのはもちろん、履きたい靴がすぐ見つかり時短にもつながります。
今日は靴箱の整理の流れやすっきり見える収納のポイントを順を追いながらご紹介していきますね。
靴箱・下駄箱が片付く!リセット術
1.靴箱の中を全部出して、要らないものを手放す
まずは、靴箱の中を全部出してみましょう。上から下まで全部です。靴箱といっても中に入っている物は靴だけに限りません。雨具があったりゴルフ用品があったり、子供の遊び道具など…きっと色々ですよね。全部出すことで、自分がどれだけの靴を持っているか分かりますし、靴以外の意外なものが見つかるかもしれません。
思い切って出してみましょう。
全部出したら、玄関に残すもの、手放すものに分けていきます。
よく履いて古くなった靴は役目は十分終えたと思って手放しましょう。判断に迷うあまり履いてない靴の場合は、履き心地や服との相性を考慮して。新品の靴であっても、箱に入れたまま風通しのない靴箱に長期間保管してると、箱の中でどんどん劣化が進んでいくので注意が必要です。
買ってみたものの、自分の持っている服には合わせにくい、履き心地が悪いという場合は新しい状態のうちリサイクルショップに持ち込めばブランドものなどは比較的高い値段で引き取ってもらえることもありますよ。
子供の靴は小さいうちは履きつぶすこともなく、入らなくなるパターンが多いですよね。下の子のために取っておく場合は、年数を決めて。保存状態や素材もよりますが、スニーカーの場合4年以上放置しているとかなり劣化が進んでいる場合が多いです。革の靴の場合も、全部出したこの機会にクリームを塗るなどしてお手入れをしてあげましょう。
2.靴箱の中に入れるモノをイメージする
全部靴を出したら、空になった靴箱のスペースを見てみましょう。今の自分の家にある靴箱のスペースはこれくらい。それに対して靴が多すぎたらもちろん入りませんので、減らすか、違う場所に移動する必要が出てきます。
大きな下駄箱の場合は、靴以外にも雑貨を収納できるスペースがあるかもしれません。靴箱に入れておくと便利だと思われる雑貨といえば、例えば
・外へ持ち出して使うもの(傘、カッパ、外遊び道具、虫よけスプレー等)
・靴磨き用の道具
・子供の学校セット(参観日で親が使うネームプレートやスリッパ等)
・ゴルフ雑貨等
・防災リュック
などがあげられます。ご自宅の靴箱のスペースを考慮しながら、入るようであればこれらの置き場所を靴箱にしても構いません。雑貨を入れる場合は、下の写真のようにカゴなどを使ってひとまとめにしておくと探しやすく、また靴箱の中でも散らかりませんよ。
3.収納する時は「ゾーン」を意識
靴箱に置くべきものだけが残ったら、どのようにまとめて収納するかを考えながら使う人や種類別に分けていきます。そしてそれをどの辺りに置くか、「ゾーン」を決めながら収納していくのがオススメです。
靴箱は段があるので、段毎に誰の靴を置くと決めてもいいですし、自分が持っている靴の中でも仕事用のヒールはこの段、プライベート用のサンダルやスニーカーはこの辺り、とまとめておくと見やすいです。
可動棚は靴の高さに合わせて動かしましょう。そのままでなく、動かして使った方がデットスペースが減り、沢山の靴がすっきり収まるようになります。
雑貨のカゴには、カゴに中身が分かるラベルをつけておきましょう。
4.靴箱の中をすっきり見せるポイント
靴箱をあけた時にすっきり見せるコツや注意点をいくつか列挙しますので、収納時の参考にしてみてくださいね。
・靴の向きを揃えるとスッキリする
(靴先が手前、奥どちらでもいいですが、どちらか使いやすい方の向きに揃えましょう)
・雑貨や細かいものはカゴや箱にひとまとめに収納
・箱やカゴの大きさ、色を揃える(白や黒、茶などベーシックな色で統一すると馴染んで見えます)
・靴を積み重ねる収納グッズを使うと保管できる量は増えますが少し取りにくくなる場合もあるので、購入の際はよく考えて
いかがでしたか?沢山靴を持っていても、いざ履こうと思った時にすぐ見つからなければ結局履けないことになってしまいます。靴箱を整理すれば、自分がどんな靴を持っていて、どんなタイプの靴だと合わせやすいかも見えてきます。また靴が散らかってない、すっきりした玄関にはいい運気も入ってきますよ。
お気に入りの靴の出番が今よりも増え、あなたの毎日がもっと楽しくなるよう祈っています!
文/笹田奈美子