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写真はどうする?かさばる遺品の片付け方

家事

2019.07.31

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遺品整理は思っているよりはるかに大変です。
故人の生前の持ち物の行き先を決める遺品整理は、大量の思い出の品々との闘いです。
特に写真やビデオやアルバムは、全部残しておきたいけれど場所がない、故人を思い出してしまい手が止まる、などなど行く手を阻む難関が。それを乗り越え、故人も自分たち遺族も満足できる整理方法を伝授します。

<1.捨てられなくても捨てられない!思い出という名の品々>

人が亡くなったあと、その人の生前の品を整理し、それぞれの行き先を決めてあげる「遺品整理」は人として生まれた以上、誰もが人生で1度は経験しなければならないことです。
遺族が集まって、故人の思い出話に花を咲かせながら、和やかに整理を行えれば良いのですが、亡くなった直後は、とにかく遺産に関する手続き事や雑務に追われ、効率重視で手を動かさなければなりません。
それが終わって、ようやく遺産としての価値はないけれど、思い出としての価値は高い、本当の意味での遺品整理が始まります。
遺産としての価値がなく、思い出としての価値のあるもの。
例えば故人の写真やアルバム、ビデオや日記などがそうです。
また故人が普段着ていた服、アクセサリーなども含まれます。
これらは見ているだけで、故人の生前の姿を強烈に思い出させるものばかりです。
ですから、心情的にはなかなか処分をすることができません。
悲しみがまだ癒えていない人にとっては、見ることすらつらいものかも知れません。
しかし、個人的な差はありますが、こういったもの全てをそのまま残しておく場合、保管場所に困ることが多々あります。
何しろ量が半端なく、人によっては整理もされていないので、果たしてこれが全部必要なものなのか分からない場合が多いからです。
そのまま誰かがその家に住み、家ごと引き継いでくれるなら、最悪放置したままでも問題はありませんが、故人が亡くなったのを機に、家を処分しなくてはならない場合、それらは自分たちの家に引き取らなければなりません。
捨てるか、引き取るか。

今回は、どちらかを選択しなければならない場合の方法についてご紹介します。

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<2.思い出の整理の仕方:写真やビデオ編>

故人の住み処に残された、実に多くの写真やビデオ、その中には在りし日の故人や自分たちが幼い頃に撮った大切な一枚もありますが、故人が撮った風景写真や友人たちの写真など、自分たちには関係のないものも含まれていることが多いです。

写真やビデオの引き取りは、まず以下のような順番で始めましょう。

①アルバムにとじられていない写真とネガの確認

写真を一カ所に集め、1枚1枚確認していきましょう。
必要・不必要・要相談な写真を入れる箱を用意し、思い出として残しておきたいものは必要な箱へ、故人とは関係ないと思われる写真は不要な箱へ入れて分けていきましょう。
必要かどうかの判断に迷う写真は要相談の箱に入れておきます。
フィルムのネガがある場合やデジタルデータがある場合は、再現像が可能なので、写真を不要と判断してもOKです。

②要相談な写真、不要な写真の処分を決める

関係者で集まり、不要・要相談な箱に入った写真をどうするか決めます。
トラブル&後悔を防ぐため、できれば関係者全員で行き先を決めましょう。

③必要な写真の分配、焼きまわし、整理を行う。

写真を遺族や友人に渡します。
同じ写真を複数の人が欲しがる可能性もあるので、その場合は焼きまわし、コピーをして配ります。
残った写真はできればアルバムに入れて整理します。
ついでにフィルム写真をデジタル化しておくと便利です。
お家にスキャナーがあれば写真を取り込むことができますし、写真屋にお願いすれば有料でしてもらえます。

④不要な写真を捨てる

写真は紙と同じ扱いなので、普通ごみとして処分できます。
写真をごみとして出すのに抵抗がある場合は、写真を供養してくれる寺社にお願いして処分してもらいましょう。
ビデオの場合は、家にビデオデッキが残っていれば①②④はほぼ写真と一緒、③もビデオからDVDに変換してくれるサービスがあるので、デッキがない場合はお願いしましょう。これで「かさ」はだいぶ減ります。

<3.思い出の遺品整理を行う際の注意点>

故人の生前の姿が映っている写真やビデオは、ともすれば横に故人が存在しているかのような錯覚に陥ることがあるほど、その印象は強烈です。
それを整理するのですから、遺族としての負担も大きくなります。
写真やビデオの整理は、以下の点に注意して行うようにしましょう。

①心の準備が整ったら整理してもよい

賃貸物件で、退去期限が決まっているなら仕方がありませんが、それでもとりあえず箱につめて全部を持ち出し、自分の家で整理をすることはできます。
見ただけで、まだ涙があふれてくるような状態なら、それは故人を失った悲しみから立ち直れていないという証拠です。
無理やり傷をえぐるようなことはするべきではありません。
また、作業を始めた時は大丈夫でも、写真を見ているうちにやはり手が止まってしまう場合もあります。
そんなときも、もちろんその日は中断でかまいません。
確かに「いつかは」整理をしなければなりませんが、それが今である必要はありませんので、心の準備が整ったら始めよう、くらいに思っておきましょう。

②整理しやすいものから始める

写真やビデオの整理が無理だと思うなら、とりあえず別の思い出の品から整理を始めるといいかもしれません。
比較的処分しやすいもの、例えば故人の下着や寝具、あまり着ていなかった衣類などです。
下着や寝具などは、あまり思い入れもないので、処分するのも気が楽です。
自分の心が写真の遺品整理に耐えられるかどうかを試す機会にもなります。

③整理中は、故人の思い出に寄り添う

システマチックに遺品整理を行えば、確かに効率的に進めることができます。
しかし写真の整理は、故人との思い出の整理、懐かしく思い出しながら、故人に感謝をしながら進めていきましょう。
結果としていくつかを処分することになっても、後悔・罪の意識を感じずに済みます。

故人との思い出を懐かしく振り返りながら、感謝しながら整理を行いましょう。

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