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故人の貴重品やヘソクリも見逃さないよう確認を

家事

2019.07.28

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遺品整理は思っているよりも大変です。同居していても、親の貴重品の保管場所や詳細な内容を知っている人はなかなかいませんし、別居しているならなおさらです。
いざ遺品整理を行うとき、時間に追われるあまりに誤って貴重品を廃棄してしまうことがないよう、貴重品が保管されているのではと思われる箇所をチェックしておきましょう!

<1.貴重品にはこんなものがあります!>

遺品整理の大変さの1つに、「どこに何があるかがわからない」という点があります。
核家族化した現代では、高校卒業や大学入学と同時に親元を離れ、そのまま就職、結婚し、両親と同居をしていない世帯が多く、実家が現在どんな様子なのかを日々知ることができません。
遠方に両親が住んでいる場合、帰省するのはせいぜい年2回程度。
これではなかなか親に貴重品のありかを聞くタイミングもありません。
そうして親世帯が亡くなり、いざ家を整理しようとなったとき、みなさんお困りになるわけです。
特に「貴重品」とよばれる価値の高いものは、遺産として計上し、相続人に分配しなければなりません。
なるべく早く見つけ出す必要があります。
ここで、貴重品にはどのようなものがあるかについて述べておきます。
まず不動産や有価証券の書類、それから銀行の通帳、印鑑類、保険証やクレジットカード類もそうです。
現金ももちろん貴重品です。
そして貴金属である、金・銀・プラチナ製の物品です。これにはアクセサリー類を始め、金杯や仏像などの工芸品や金縁眼鏡、また金歯なども貴金属にあたります。
他には骨とう品や着物なども、しかるべき業者に売れば、高額買い取りが期待できるという点で貴重品と言えます。
これらをすべて、膨大なモノの山から見つけ出さなければならないのです。
例えば書類や通帳、印鑑ならタンス、着物なら洋服ダンスなど、ある程度保管場所が予想できるものもあります。
しかし、用心深い人の場合、予想もしていないところに貴重品を隠していることもあります。
まるで、故人との知恵比べのようですね。

<2.チェックすべし、貴重品の隠し場所>

では、一般的にはみなさんどこに貴重品を保管しているのでしょうか?
大手セキュリティー会社が、「通帳や印鑑などを、どこに隠しているか?」というアンケートを行ってみたところ、約40%の人が「タンスや冷蔵庫など、自分だけにしかわからない場所」に、約20パーセントの人が「特に気にしていない」、約6%の人が「自宅の金庫」、その他が約33%でした。
「自分だけにしかわからない場所」と「その他」というのが怖いですよね。
この結果をもとに、チェックすべき箇所をピックアップしてみました。

①タンス・仏壇・神棚

タンスの引き出しはもちろん、下着入れ、洋服のポケットなども探してみてください。
用心深い人なら、洋服のポケットに小分けしてへそくりを…なんてことがあるかもしれません。
仏壇や神棚も、よく貴重品を隠してある場所の1つです。仏壇なら引き出し、神棚なら社の内部などを注意して探してみましょう。

②本や本棚

100均や雑貨屋などに売っている、本に見せかけた収納BOXや、専門誌や趣味の本など、当人以外は読みそうにない本の間に隠していたりします。
また本棚の奥を二重にし、後ろに隠しスペースを作っている場合もあるそうです。
時間の許す限り、本は本棚から全部出して、本、本棚の両方を探してみてください。

③床・壁

カーペットや畳の裏はもちろん、壁に掛けた絵画の裏なども、念のためチェックしてみましょう。
持ち家の場合は、壁に穴を開けて隠し場所を作っている人もいるそうです。

④冷蔵庫

まさかの冷蔵庫も隠し場所になることがあります。
冷蔵室や野菜室の奥などを重点的に探してみてください。
中にはアルミホイルに包んで、さも残り物のように見せかけ、貴重品を隠していたケースもあるそうです。

⑤収納スペース

納屋や屋根裏部屋、床下収納など、日頃故人しか開けそうもないこのような場所も、隠し場所としては最適です。

⑥その他

ベランダ、庭など、ここまでくると相当用心深い人だったんだなあと感心してしまいますが、実際に庭に埋められたつぼから金品が発見されるなど、あることはあるのです。
また、隠し場所を書いたメモをパソコンに保存する、キーボードや本体の裏に隠すなどの場合もあります。
その他には、トイレのタンクの中に、防水処理を施して隠してある場合もあるそうです。

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<3.貴重品を探す時の注意点>

故人がせっかく残してくれた貴重品、できれば全部見つけてあげたいですよね。
貴重品を探す際の注意点について、最後に述べておきます。

①探索する場所を決め、順番に相続人全員で探す

今日はリビング、明日は台所と探す場所を事前に決めておき、ヌケモレのないよう順番に探しましょう。また貴重品を一人だけで探すことは、あらぬ疑いをかけられる恐れがあるので、おすすめできません。
できれば相続人全員で、無理ならせめて2人以上で探した方が、余計なトラブルにならずに済みます。

②探す際は徹底的に

例えばたんすなら全部の引き出しは開けてみる、仏壇の引き出しも全部開ける、台所なら食器棚の引き出しや、食器棚に入っている茶筒の中まで、二度目の探索をしなくて済むように、徹底的に探しましょう。

③ダミーに惑わされない

泥棒に入られたときのため、あらかじめとられる目的で、少額の現金を見つかりやすい場所に置いておき、被害を最小限にとどめるという対策方法があります。
現金の入った封筒が簡単に見つかったからといって、貴重品を探す作業を止めてしまっては、本当に大切な物を盗めずに逃げた泥棒と一緒です。
予定していた部屋の探索は全部の部屋が終わるまで続けましょう。

④どうしても見つからないときは、業者にお願いしてみる

徹底的に探したつもりでも、お目当ての書類や通帳などが見つからない場合もあります。
万策尽きてしまったら、遺品整理業者に聞いてみるという方法があります。
彼らは遺品整理のプロなので、お願いすれば一緒に貴重品を探してくれるでしょうし、業務の中で得た豊富な経験と知識を使って、あっと驚くような隠し場所を発見してくれるかも知れません。

故人の貴重品探しは、いわば故人との知恵比べ。発見できなければ廃棄されてしまいますので、もらさず見つけ出してくださいね。

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