■ゴミ屋敷化を予防するためのテクニック3つ

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家がゴミ屋敷になってしまう裏には、さまざまな理由が隠されています。ゴミ屋敷化する原因を特定して、それを改善することが、予防のためのベストな対策だと言えるでしょう。まずは自身の原因がどこに潜んでいるのか、日常生活の中でチェックしてみてください。 またゴミ屋敷化を防ぐためには、相応の「仕組み」を整えるのも有効な方法です。以下のテクニックを実践してみてください。 ★所有するモノのルールを決める 家がゴミ屋敷化しやすい人には、「とにかく所有物が多い」という特徴があります。自宅が片付いていないことで、所有物を管理できず、同じものをいくつも買ってきてしまうことも多いものです。 人間が生活していくためには、ある程度モノを所有する必要があります。しかしモノを所有し過ぎる必要はありません。「買い置きがないと不安」という場合には、「所有する数は2つまで」と具体的な数を決めるのがオススメです。「1つ減ったら1つ買う」と、明確なルールを作ることで、所有物を管理しやすくなります。 ★不要物を持ち込まない 家の中をスッキリさせるためには、「そもそも部屋に不要品を持ち込まない」という工夫をするのもオススメです。無意識で持ち込んでしまう不要品は、意外と多いもの。 ・ダイレクトメール


・買い物でもらった粗品


・不必要なお下がり こうしたモノは、玄関に入る前にストップさせることで、片付けの手間を軽減できます。「要りません」と伝えるのは勇気がいるかもしれませんが、それが整理整頓につながります。 モノを捨てるためにも、お金がかかる時代です。「不必要なモノをもらい、自分で処分する方がもったいない」という思考回路を身につけましょう。 ★ゴミ捨ての習慣をつける 家の中のモノを循環させるために、まず大切なのが「ゴミ捨て習慣」です。忙しい毎日の中で「まぁいいか」と思ってしまいがちな人は、「ゴミ捨てリズム」を作るところからスタートしましょう。 ゴミの回収日には、どんなに少量であっても、ゴミ袋を出すようにします。ゴミ捨て時間に間に合うよう、自身の生活リズムを変えることも、必要かもしれませんね。 毎回欠かさずゴミ出しをする際に、「ゴミ袋にまだ余裕があるから、不必要なモノを探して処分する」という仕組みを整えるだけでも、ゴミ屋敷化を防ぎやすくなるでしょう。

 

■まとめ

ゴミ屋敷は、非常に深刻な問題です。しかし「このままじゃマズイ……!」と感じることができれば、解決に向けて、最初の一歩を踏み出せたと言えるでしょう。 あとは少しずつ、ゴミ屋敷化を防ぐ方法を実践していけばOKです。今回紹介した「ゴミ屋敷化しやすい人の特徴」に当てはまってしまった方は、特に意識してみてください。