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近所のゴミ屋敷に困っている!住まい・ケース別に対処法を紹介

家事

2019.05.12

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近年増加中のご近所トラブルの一つが、「ゴミ屋敷」に関するものです。気になるニオイや害虫など……近隣のゴミ屋敷に対して、「もう勘弁して!」と思っている方も多いのではないでしょうか。自分で片付けるわけにはいかないこそ……悩みは深くなりがちです。

このような場合には、どんな対策を取るべきなのでしょうか。住まい・ケース別の対処法を紹介します。

 

■近所にゴミ屋敷があるリスクとは?

ゴミ屋敷トラブルが増加している現代において、このトラブルは誰にとっても他人事ではありません。もし、近隣にゴミ屋敷があることに気付かないまま、住居の売買・賃貸契約を結んでしまえば、以下のような生活リスクにさらされることになります。

・悪臭
・ネズミやゴキブリなどの生き物によるトラブル
・火事
・人間関係によるトラブル

家の中にゴミを溜め込めば、当然悪臭を発生させる原因になってしまいます。窓を開けられないほか、洗濯物の外干しが不可能になるなど、さまざまなトラブルが勃発するでしょう。

ゴミ屋敷で火事が起きれば、当然周辺に燃え移る可能性がありますし、そもそもゴミ屋敷の持ち主が、近隣住民と円滑な関係を抱けていない可能性も高いです。トラブルに発展するケースも、少なくないのが現実です。

ゴミ屋敷への対策として現実的なのは、「契約前に周辺環境をしっかりとチェックする」ということです。周辺にゴミ屋敷がある場合には、慎重に検討するのがオススメです。

 

■賃貸なら「引越し」がもっとも現実的

ゴミ屋敷の中には、住居の契約時に見抜けないタイプも存在しています。契約時はごく普通の家であっても、そこから何十年と生活し続けることで、徐々にゴミ屋敷化していくケースも少なくないからです。

周囲の人々にとって、非常に大きなリスクになるゴミ屋敷問題ですが、実は「法律」の側面からスパッと解決するのが難しいという特徴があります。警察や消防に連絡をしても、「家の中の所有物」に対して、できることは限られています。特に警察は、「民事不介入」という原則がありますから、「当事者同士で話し合いを」と言われてしまうことでしょう。

ゴミ屋敷問題の裏には、居住者が抱えるプライベートな問題が関わっているケースも多く、「迷惑だからなんとかして欲しい」と伝えたからといって、すぐに解決できるわけではありません。

このような状況の中、すでに発生しているさまざまな不快感から逃れるため、ゴミ屋敷から逃げる形で転居をする方も少なくないのが現実です。

もし、現在住んでいるのが賃貸住宅であれば、「住み替えが容易にできる」という点がもっとも大きなメリットとなります。「周辺にゴミ屋敷があり、どうにもならない」というのは、立派な転居の理由になり得るもの。少しお金はかかりますが、もっとも素早く、自分たちの生活を正常化できる手段となります。

■自己所有物件なら、自治体に相談してみよう

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現在住んでいるのが、賃貸物件ではなく自己所有物件の場合、住み替えが容易ではないケースも多いはずです。マンションや一戸建てを購入するために、多額のローンを組んでいる方もいるでしょう。また近隣にゴミ屋敷があるような状況では、「売りたくても買ってくれる人がいない!」という事情もあります。

リスクはあっても、「そこに住み続けるしか方法がない」という場合には、自治体に相談することをオススメします。

残念ながら、国が定める法律の中に、ゴミ屋敷を取り締まるものは存在していません。しかしゴミ屋敷の存在によって、周辺住民にとって「生活しやすい環境」が奪われているのも事実です。このような状況に対応するため、自治体が独自の条例を用いて、ゴミ屋敷に対応するケースも増えてきています。

もちろん自治体も、ゴミ屋敷の中の「私物」に勝手に手をつけることはできませんが、道路や歩道にはみ出した部分については、強制的に撤去できる仕組みを整えているところもあります。自治体の担当者を通して注意してもらうことで、抑止力を期待できる可能性もあるでしょう。

自治体に状況を訴えかけるときには、「一人だけ」ではなく、近隣住民と協力して行うことで、声が届きやすくなります。同じように、近隣地域で困っている人がいれば、一緒に働きかけてみるのもオススメです。また近隣の自治会の会合などで、話し合いの題目として挙げてみることで、さらに多方面からのサポートが期待できる可能性もあります。

 

■まとめ

近年増加しているゴミ屋敷トラブルは、解決までの道のりが非常に厳しいトラブルでもあります。周辺住民の方からすると「完全にゴミ」であっても、住人が「自分自身の財産である」と主張するケースは、決して少なくありません。周囲に対して迷惑をかける状況であっても、それを勝手に処分するということは、ほぼ不可能になってしまっています。

とはいえゴミ屋敷からの悪臭や害虫によるトラブルは、子どもの成長に悪影響を及ぼしてしまう可能性も。もし「安心して生活できる環境を、できるだけ早く手に入れたい」と思うのであれば、「引越しを検討する」のがベストだと言えるでしょう。

さまざまな事情により、今の土地から引っ越すことが不可能な場合には、地域の人々や自治体と連携し、根気強く問題と向き合っていく必要があります。自分たち家族にとっては、どの方法をとるのがベストなのか、じっくり検討してみてくださいね。

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