■ものを溜め込まない方法

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ゴミ屋敷の住人はものを溜め込みがちです。ものを溜め込まないようにするには不用品を処分するのが大切です。 ゴミ袋とダンボール箱を持って部屋に入ってみてください。明らかに使わないと判断されるものはゴミ袋に入れ、使うかどうか迷ってしまうようなものはダンボール箱に入れていきます。 これをするだけで部屋にあるものが必要品か不用品かがわかります。ゴミ屋敷の住人は誰が見てもゴミと思えるものを捨てていなかったりしますが、自分でもいらないと思えるようなものなら素早く処分できるのではないでしょうか。 テレビで見るようなゴミ屋敷には悪臭を放つ生ゴミも放置されていたりしますが、衛生面を考えるとそういったものは真っ先に処分したいですね。 とはいえ、ものの整理を行うのはなかなか大変なものです。一度部屋をきれいにしたらものを収納するためのスペースを決めておくと良いでしょう。 スーパーのレジ袋などはストックがあると便利ですが、際限なく必要なわけではありません。レジ袋を入れる箱などにストックしている家庭が多いかと思います。 自分の部屋にあるものもスペースを決めて、それ以上は増やさないようにすると美観を損なわずにすみますよ。 お店に行ったときに今買おうとしているものが本当に必要なものかどうか、スペースに収納できるかどうかなどを意識できると、ものを溜め込まない性格になっていくのではないでしょうか。 本や雑誌は部屋を圧迫してしまうもののひとつです。ベストセラーの本など古本屋でも手に入るようなものは思い切って手放してみてもいいかもしれません。 貴重な本は捨てると後悔することがあります。その場合、裁断して自分用の電子書籍にすると省スペースになります。スキャンしたデータはパソコンやスマートフォンなどで共有できますから、積み上げておくよりも閲覧しやすいでしょう。 ゴミ屋敷の住人には実は生活に必要最小限なもので暮らせるというスキルがあります。生活に必要なもの以外を少しずつ処分したり整理したりして、ゴミ屋敷の住人を卒業してみませんか?