2019.05.08
ベビー服、おもちゃ、ベビーカーなど、ベビー用品は必ず必要だし、可愛いわが子にはやっぱり喜ぶものを、とついつい色々と買ってしまいますが、早ければ1年、遅くても数年後にはほとんどのものが不要になりますよね。
わが子可愛さに、買うだけ買って整理しないと、気づけば部屋がもう使わないベビー用品で溢れかえっている…。
なんてことにならないようにしたいけど、捨てるのはちょっとなぁ。
今回はそんな悩めるママたちに、ベビー用品の断捨離方法をご提案します。
1.ベビー用品断捨離のコツ:残すものの量を決める。
ベビー用品には、ベビーベッドやチャイルドシート、ベビーカーのように大型で重いものと、ベビー服やおもちゃなど、比較的小型で軽いものがあります。
大型のものは処分の仕方に困る反面、処分すること自体に未練は湧きません。
しかし服やおもちゃは、子どもが遊んだ思い出がよみがえって、処分に躊躇するものが多いですよね。
大人になったわが子に、いつか思い出話と共に渡してあげたい、というママの声もよく聞きます。
ただ何でもかんでも残してしまうと、部屋がとんでもないことになるのでNG。
そこで、残すものの量を決めてしまいましょう。
例えば衣装ケース1箱分。
例えばトランク1個分。
その中に入る量は残してOK、とルールを決めてしまえば、不要なベビー用品がそれ以上増えることがありません。
アンティーク風のトランクに詰めたら、時々整理を兼ねて入れ替えを行って、子どもの独立や結婚を機にそのまま渡す、なんておしゃれじゃないですか?
2.こんなにあります。断捨離方法とそのメリット・デメリット
残すものの量を決め、残すものが決まれば、さっそく断捨離を行動に移していきましょう。
断捨離方法としては、こんなものがあります。
①あげる・下げる
一番ポピュラーなのが、友人や親せきにあげる、あるいは下の子に下げるという方法です。
この方法のメリットは、まず手っ取り早いこと、手軽なことです。
約束は電話や口頭で済みますし、面倒な手続きも不要です。
そして友人や親せきから感謝される、というおまけもついています。
近所に住む友人にあげたなら、使っているところを実際に見て、役に立っているなあと自己満足に浸ることも可能です。
デメリットとしては、基本は無料であげることになるので、儲からないということ。
下げる場合は、たとえ下の子が異性でも、使えるものは少なくありませんし、まだ下の子がいなくても、可能性があるのなら、ベビー用品は1回切りで終わらせるのは勿体ないので、残すものとは別にとっておきましょう。
②売る
今は世界的にもリサイクルが当たり前の時代です。
ベビー用品は一時期しか使わないものが多いので、まさにリサイクル向きです。
売る方法も1つではありません。
1.リサイクル店に売る
リサイクル店に持ち込んで査定をしてもらい、処分する方法です。
以前は店舗に直接ベビー用品を持ち込むしか買い取りの方法はありませんでしたが、今はベビーカーのような大型のものでも店に送って買い取ってもらうことができます。
査定もメールやLINEでできるなど、かなり便利になりました。
メリットは、品物がたくさんあっても、まとめて査定→一括買い取りが可能なので、手続きが一回で済むこと。
デメリットは、品物・状態によっては買い取りを拒否される、思っていたよりも安く査定されることがあるなどです。
より高く売るコツは、ベビー用品を専門的に扱っているリサイクル店に売ることです。
需要がある&価値が分かっているので、一般的なリサイクル店に売るよりも高い買い取りが期待できます。
2.ネットで売る
メルカリ、ラクマなど、インターネットのフリマアプリには、全国のママが出品したベビーグッズがてんこ盛りです。
種類も値段もいろいろで、これだけ出品が多いということは、買う人も多いということなのでしょう。
メリットは、自分の好きな値段をつけられるので、リサイクル店よりも高く売れる場合があることです。
デメリットは、売れ残ることがあること、出品するためには写真を撮ったり、説明を書いたりと、1つ1つに対して説明が必要になり、手続きに時間がかかることです。
ただし服などは、何枚かをまとめてセット販売すれば、説明や写真を1つに集約できます。
3.寄付する
わが子のために買ったものだけど、誰かの役に立って欲しいと思うなら、寄付するという方法もあります。
近所の保育園や児童館などに問い合わせ、寄付して欲しいものを聞いてみて下さい。
おもちゃや本などを寄付できるかも知れません。
また、ダンボールに寄付したいものを詰め、送るという方法で、全国から寄付を募っているNPO法人もあります。
寄付された品は、海外に送られたり、その品が欲しい人たちに譲ったりされ、第2の人生?を歩むそうです。
メリットは、誰かの役に立てたと思えるので、処分に対する罪悪感を減らせることです。
デメリットは、当然ですがお金はもらえませんし、逆に送料・手続きなどのお金がかかってしまう場合があることです。
4.家の中で再利用する
下着など、あげることも売ることもできないものは、あらかじめ小さくカットしておき、掃除のたびに使い捨てのふきんとして再利用する、小さくなった洋服のキレイな端切れを利用してバッグを作るなど、再利用できるものがあれば活用しましょう。
メリットは加工することにより、場所を取らなくなること、デメリットはリメイクなどに時間がかかることです。
5.捨てる
上記のことをやってみても、それでも残ってしまったものは、もう捨てるしかありません。
心が残るなら、写真を撮っておくといいですよ。
ベビーベッドやベビーカーなどは大型ゴミに当たるので、自治体の指示に従って処分しましょう。
おもちゃ、服なども正しく分別し、指定された日に出してしまえば、断捨離完了です。
<まとめ>
今回はベビー用品の断捨離について、そのコツと実際の断捨離方法、メリットやデメリットなどをご紹介しました。
思い出の品を処分するのは、心苦しい時もありますが、子どもがのびのびと遊べる場所を確保するためだと思って、ぜひ頑張って下さいね。