3.子供目線を最優先!取りやすく戻しやすい収納を考える 

 

子供が使いやすい収納のポイントは3つ。高さ・簡単・見やすさ。これを意識して収納を作っていきましょう。

 

(1)手が届く高さ

未就学児から小学生くらいの年齢だと、収納にはカラーボックス位の高さがベストです。それ以上高くなると手が届きませんので、自分で片付けてもらいたいと思ったら、子供が手が届く高さに収納を作りましょう。

 

(2)簡単

簡単に片付けられる収納にすることは、子供が片付けを継続する上でとても大切なポイントです。おもちゃを買った時の箱や専用ケースがついていても、もしそのケースに戻すのが面倒ならば、思い切って箱は処分してしまいましょう。 別の容器にガサッと入れてしまった方が簡単に戻せるのなら、その方が子供にとってもラクに続けられる収納ということです。片付けは難しいと続きません。子供目線で簡単に使えるか、戻せるかを考えてみてくださいね。

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(3)見やすさ

どこに何を収納するか、は子供と相談しながら決めましょう。親がおもちゃを分けると種類別に分類してしまうことが多いですが、子供には子供なりのルールがあります。また「自分できめた片付け場所」なら続けてやる子が多いというデータもあります。 おもちゃの量は“自分で片付けられる量”を一つの目安にしてみましょう。子供って1種類ずつのおもちゃでは遊びません。色々なおもちゃを床に出し、どんどんおもちゃを混ぜこぜに。そんな状態から、それぞれの引出しに戻していくことは、小さい子供にとっては特に難しすぎて出来ません。持っているおもちゃを全て種類別に分けて収納するのではなく、自分でお片付けが出来る量くらいを目安に、よく遊ぶおもちゃに厳選して収納を作ってみてくださいね。