2016.03.29
2017.04.20
教えてくれたのは
しまさん
兵庫県在住、40歳。夫(40歳)、長男(8歳)、次男(5歳)の4人暮らし。現在は週2~3回、夜間にパート勤務しながら整理収納アドバイザーの勉強中。PTAや町内会でも活動中。
Room Data
3LDK/81.02㎡/マンション
6年前に購入したマンションは、元は4LDKだったのを3LDKにリフォームしてLDを広げた。角部屋で窓が多く、明るい。
元はふた部屋だったのをリフォームの際にひとまと部屋にした広いリビング。無印良品の木製シェルフとイケアの白いシェルフで区切った〝基地〞ゾーンは子どもたちもお気に入り。
雑貨や本が大好きで、夫婦ふたりのころは、家中が物であふれていたというしまさん。片づけようにもお互いのやり方を譲らず衝突してばかりでした。けれど、家族がふえ、あらためて家族が片づけやすい収納を考えたのだう。そこで、ムダがなく、男女、年齢問わず使いやすい「会社のような収納術」をひらめいたのです。
「夫と話し合いながら物を処分したので、価値観を共有できたのがよかった! それからは買うものも厳選するようになりました」
目的別にゾーンニングする
男は自分の城が欲しいものなんだ!という夫の意見をとり入れてLDKにも夫や子どものスペースを作り、ここだけは管理をまかせています。
(上)ダイニングのいちばん奥の席が夫の定位置。キャビネットの一角を夫スペースに開放し、プチ書斎化。
(左)イケアのシェルフでリビングと仕切った読書コーナー。かたわらにリクライニングチェアを置き、子どもたちの基地のような空間に。
生活用品の収納は「オフィス化」する
家族がリビングで共用するものは、普段使いと保管用で収納場所を分け、それぞれ、アイテムや用途ごとに分類してラべリングします。
ストックは見えない場所にまとめる
収納庫の下部は掃除機や工具、上部に書類や文具のストックを収納。無印良品のPP引き出しケースの中はさらに仕切ってラベリング。
おもちゃはほうりこむだけのワンルール
片づけ方を押しつけるのではなく、何ならできるかを一緒に考え、「遊んだあとはおもちゃをボックスに入れる」ということだけを約束しました。
おもちゃの収納にはカラフルで軽いイケアのTROFASTボックスを活用。こまごましたものはイケアのナンバー入りメッシュケースに。おもちゃの分類法は子どもと話し合って決めている。
位置と全量がひと目で把握できるシステムをつくる
片づけを少しでもラクにしたくて、下着や部屋着以外はすべてかける収納に。ひと目でわかるうえ、洗濯ものをたたむ手間も短縮できて一石二鳥です。
収納部屋の一面をクローゼット化し、夫婦のデイリーユースの衣類をすべて収納。全量がひと目で把握できるので、ムダな買いたしも減った。結果、収納がグンとラクに。
量が減ったところで、適材適所におさめ、何がどこにあるか、見ればわかるようにラベリングを徹底。夫から〝あれ、どこ?〟と聞かれる回数がグンと減ったのだそう。「子どもも一緒に片づけながら、少しずつルールを決めています」