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ライフスタイリストの小脇美里さんが語る 片づけられない私を変えた3つのルール

家事

2018.06.28

2018.09.19

子育てや家事で片づけに手がまわらないのは、ママみんなの悩みですよね。自身もまったく片づけができず、いわゆる“片づけられない女”だったという、ライフスタイリストの小脇美里さんが、片づけに目覚めたきっかけは? 人気エディターの経験や保育士資格を持つ視点から生まれた、整理整頓が楽しくなるスモールアイディアをたっぷり教えていただきました。

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小さな頃から整理整頓がとても苦手

一念発起したのは妊娠がきっかけでした


父も母も妹も“超”がつくほどのキレイ好きで、物心ついたころから我が家が散らかっていることがありませんでした。私は片づけられない子だったのですが、家族はみんな整理整頓のエキスパート。私がちょっとでも汚したりお片づけしなかったりすると即座にピシッと美しく整えてくれていて。朝パジャマを脱ぎっぱなしで出かけると帰ってきたらパジャマは洗って畳まれてベッドの上に置かれている、そんなお姫様みたいな(笑)生活をしていました。

結婚してからは頑張ろうかな、と思っていたのですが、夫が寛容な性格で(笑)、お互い仕事が忙しかったのもあるのですが、家じゅうが散らかっていても特に怒られることもなく、忙しいを言い訳に、いつも散らかった状態でした。

妊娠をきっかけにあるとき、編集者として企画を担当したつもりで色々と調べたのです。

そのころ、空前のお片づけブームで色々な本も出ていたので、不得意分野だっただけにとにかく色んな本を読んで大研究。編集の仕事って、テーマを与えられると一瞬でもその事項のエキスパートにならなくてはいけないんです。編集魂も発揮して、頭だけは整理整頓が超得意になりました。

そのころちょうど妊娠が分かって、「赤ちゃんが生まれる前までにこのお部屋を片づけないと本当にマズいかも」と一念発起。整理収納アドバイザーのライセンスも取得して、たくさん読んだ本の中からいいとこ取りをして、私なりの整理整頓術を考えたのです。

片づけが楽しくなるとおしゃれも家事もグンと時短に!


いろいろ試した結果、私がたどり着いたメソッドは以下の3つ。

① 家賃に対していっぱいモノを置くのはムダ

② トキメクモノだけを残せばいい

③ それぞれのモノの住所を決めておく

先ほどもお話しましたが、いろんな収納本を読んで、いいとこ取りをしたのがこの3つです。

①は、私は東京に住んでいるのですが、家賃は高いですよね。その家賃に対して、たとえば3分の1は収納になっているとしたら、ただモノを置いておくだけのために何万も払っているということになってしまいます。

②は、①につながります。ただモノを置いておくだけのための家賃はもったいない。その分広々としたスペースを作って子どもの遊び場や大人のリラックススページにしたいので、極力モノは少なく。自分がトキメクものだけを残して、あとは思いきって捨てます。これは近藤麻理恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」が元です。

③は、自分の今までの反省から。服やカギや携帯や…私はなんだかいっつもモノを探しているんです。でもそれぞれのモノの置き場所を決めておけば、探しているムダな時間が、有効に使えるんですよね。

3つのメソッドで整理整頓を始めたら、部屋が見違えて、時間にゆとりが出来て、生活がとても豊かになってきたんです。

 

子どもはお片づけが得意なんです

上手に伝えてあげる事を心がけて


“子どもがお片づけをしてくれない”とみなさんからよく相談されます。おもちゃを片づけない、お菓子も食べっぱなし…など、悩みは尽きませんよね。

でも実は子どもはお片づけが得意なんですよ! 保育園や幼稚園、学校では、バッグやランドセルは自分のロッカーに、教科書は机の中、お弁当や給食が終わればきちんと食器やお弁当箱を決まった場所に戻していますよね。たぶん最初に先生が教えてくれたことをしっかり覚えていて、自然に出したモノを元の場所にしまうことができるんですよね。これは、私のメソッドの③で挙げたように、モノの住所が決まっているから出来ることだと思います。

子どもが保育園や学校ではちゃんと片づけられるのに、なぜおうちだとそれが出来ないのでしょう? それは一つ、ママの行動に理由があるかもしれません。たとえば忙しいとき、いつも入れているおもちゃ箱ではないところに片づけていませんか? 冷蔵庫で調味料を戻すとき、適当に空いているところにしまっていませんか? 子どもはママの行動をとにかく細かく見ているから、ママがいつもと違う場所に片づけているところを見ると混乱してしまうんです。

 でも、ママが「モノの住所」を決めて、いつもその場所から「出す」「しまう」を繰り返していたら、子どもはその行動をマネするようになります。だから、まずは子どもと一緒にモノの住所を考えてみてください。

子どものおもちゃはモノトーン収納を

ママの服はハンガーの種類を揃えて


 

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“モノトーン収納”という収納グッズをプロデュースしています。シンプルで使いやすいホワイトのボックスを、黒のステッカーでラベリングして並べていくというお手頃&簡単な手法とグッズです。子どものおもちゃも、“TRAIN””CAR”“PUZZLE”など箱を分けておけば、子ども自身がその箱に戻せるんです。几帳面な子だと、ママよりも上手に収納したりするそうです!

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冷蔵庫の収納もアイディアがあります! 調味料は全て同じボトルに入れると見やすいし整頓もしやすいですよ。あとは収納ボックスを使って。“お味噌汁”のボックスにはお味噌やワカメやダシなどを入れて。“朝ごはん”ボックスにはハチミツやバター、チーズなどを入れています。そのボックスだけで調理が完了するので、時短にもなって便利です。

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私の服は…ファッションエディターという仕事柄、服がとっても多いです! コンパクトに収納するためにハンガーを全て統一しています。クローゼットの収納力は決まっているので、メソッドの①につながりますが、その収納範囲を超えたら誰かにもらってもらうか、思いきって破棄。服は出番別に1軍から3軍くらいまであって、3軍になると1〜2年は着ない服も出て来ます。そのくらい着なかったら思いきって破棄するのがベターかもしれません。

靴は…妊娠中からもっぱらスニーカー派。今はスニーカーがトレンドですしね! このブームがまだまだ続いて欲しいです。妊娠前に買った素敵な靴たちは1軍だけを残してほとんど手放しました。1軍素敵靴はまとめてボックスに収納して、出番の多いスニーカーをシュークローゼットのいちばん出しやすい位置に。自分のワードローブを知ることで、靴のムダ買いがなくなり、収納もラクになりました。

 

いわゆる“片づけられない女”だった私でも、整理整頓をマスターしたら家事もおしゃれも楽しくなりました。家事も時短になるし、家がキレイになるって思った以上に快適! 意外と簡単で、そして楽しいお片づけ。みなさんも是非トライしてくださいね。

 

PROFILE

こわきみさと●

ライフスタイリスト。中学3年からカリスマ高校生、ギャル読者モデルとして各誌で大活躍。大学卒業後はアパレルブランド「Joias」の立ち上げメンバーとして従事し、プレス・デザイナーとして活躍。その後雑誌「Can Cam」のファッションエディターに転身。エディターの他、スタイリスト、ブランドのディレクションなども手掛ける。出産を機に整理収納アドバイザーのライセンスを取得。数々の雑誌で特集が組まれている。 

撮影/河内彩

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