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片づかない人必見!「散らからない」ための収納ルール

家事

2018.06.13

2018.06.17

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「家がいつもごちゃついている、わかっているけど、忙しくて片づけまで手が回らない」

仕事に育児に忙しい女性が、平日、家事に回せる時間はそう多くはありません。晩ご飯の調理をして、明日着る洗濯ものをたたんで、と絶対に必要な家事をしているうちに、片づけは後回しになりがちです。「散らかっていても死なないし」という言い訳、よく聞きますよね。

 

でも、世の中にはフルタイムで働きながら、子どもを複数人育てつつ、すっきりきれいなお部屋で暮らしている人もいます。雑誌やテレビで紹介されるそれらの人たちは、なにも家族が寝た後で何時間も片づけたりしているわけではありません。できるだけ片づける手間を省けるよう、その前段階に注目して、「そもそも散らかりにくい部屋」にする工夫をしています。

 

「散らかりにくくする」ことを心がけて部屋づくりをすれば、

 

(1)散らかる

(2)すぐに片づけられればリセットできるが、片づけられなければさらに散らかる

(3)片づけるのに手間や時間、体力が必要になる

(4)やりたいこともできず、体も心も疲れてしまう

 

という悪循環の(1)をまずなくし、負のサイクルを断ち切ることができます。

そのためにするべきことを、次のページから詳しくご紹介します。

「散らからない」ための収納ルール


<散らからない工夫1>物にはすべて置き場所を決める

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まず、片づけに悩む多くの家庭がそうだと思われますが、よけいな物が多すぎるとグッとハードルが上がります。その場合、最初にすることは、「今の暮らしに必要な物を選び取る」「使っていない物は処分する」といった、よけいな物を減らす作業です。

 

 次に、必要な物を置く場所を決めます。

 散らかってしまうのはなぜ?⇒物を置き場所に戻せていないからと理由をたどっていくと、

「そもそも、置き場所が決まっていない」

「置き場所は決まっているが、暮らしに合った適切な場所に置かれていない」

のどちらかに行きつきます。

 物は置き場所が決まっていなければ、すぐに迷子になってしまいます。まずは「これはここに置く」という定位置を、それぞれの物に与えていきます。

 

 その時に忘れないようにしたいのが、「使う場所のすぐそばに、使う物を置く」という大原則です。

極端なたとえですが、毎日、1階のサニタリーで使うメイクグッズを2階のクローゼットにしまっていたら、毎回わざわざ取りに行かなくてはならず、使った後もついそのあたりに放置してしまうことになります。これが「散らかり」の原因です。

「毎朝、必ずメイクする」のは使用頻度としてはとても高いので、使いやすい場所に置いたほうが便利ですよね。そこで、「使う場所=洗面所」に置けばいいとわかります。その場で使い、その場に戻すだけなので、使った後にそのままにしてしまう=散らかしてしまうことがなくなります。

 

 このように、すべての物に、暮らしに合った適切な置き場所を決めると、自然と散らかりを予防することにつながります。

 

<散らからない工夫2>物が見える・すぐ手に取れるようにする

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物が散らからない部屋にするには、「わかりやすい収納」をしていることが必須です。「わかりやすい収納」は、特に家族で暮らすファミリー層に大きな威力を発揮します。「おかあさん、あれどこ?」を減らすことができれば、毎日のストレスも大きく減らせます。

 

「わかりやすい収納」は、具体的には

(1)「物がどこに置いてあるか、誰にでもわかりやすい」

(2)「ひとつの場所に複数の物がしまってあっても、目当てのものがすぐにわかり、取り出せる」

といったことです。

 

まず(1)は、先に<散らからない工夫1>で物を使う場所に、使いやすく置くことでかなえられます。たとえばみんなが使うものはいちばん手に取りやすい場所に置いたり、個人で使うものは背の高さに合わせて置き場所を決めたりすれば、家族みんなにとって使いやすくなります。

 

(2)は、特に引き出しや収納ケースなどにこまごましたものをまとめてしまう時に、注意が必要なポイントです。同じ引き出しがいくつかあったら、何がどこにあるのかいちいち引き出さないとわからない…では、出し入れがめんどうになり、そのうち適当につっこむことになりかねません。すると物が迷子になってしまいます。

 

 そうならないためには、引き出しや収納ケースなどには「中身が何かを書いたラベル」をつけるのがおすすめです。「文房具」だけではわかりにくければ、「はさみ・テープ・マジック」など具体的に書きます。

 

きれいにパソコンで印字してプリンターで打ち出して、と考えるとめんどうになるので、まずはマステにペンで書いて貼っておくだけでも、何もしないよりは断然、わかりやすくなります。100円ショップなどにも、そのまま書くだけでかわいくおしゃれに見えるラベル用のシールやタグが売られています。

 

<散らからない工夫3>「床」と「テーブル」はすっきりを意識する

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 かばんや買ってきたものを床に置いたり、読みかけの雑誌やダイレクトメールをテーブルに置いたり。よくある行動パターンですが、これが散らかりの入り口です。

 

 床置きをすると、部屋が狭くごちゃついて見えるのはもちろん、家の中を移動する流れ(生活動線)の邪魔になり、物の出し入れのハードルが上がります。掃除しようにもいちいち床に置いたものを片づける必要が出るので、よりめんどうになってしまいます。

 

これらは、「置き場所を決める」「使う場所のすぐ近くにしまう」というルールに沿っていない場合に起こりがちなので、それを解消する工夫をすると減らせます。

 たとえば、脱いだ上着やかばんをちょい置きしてしまうなら、リビングの入り口そばにフックをつけて、帰宅したらそこへかけるようにする。ダイレクトメールは玄関でチェックして不要なら資源ごみ入れに入れ、読みかけの雑誌はダイニングテーブルそばのリビングボードに置き場所を作る、など。

 

 また、テーブル近くの棚に空きスペースを設けたり、簡単に入れられるかごを用意したりして、「一時置きスペース」を作っておくのも手です。どうしてもすぐに戻せない場合は、そのスペースにまとめるというルールを徹底することで、少なくともいろいろな場所にいろいろなものが散らばるのを防げます。また、かごにひとまとめにしておけば、後で片づけるときもそのかごを持って置き場所を回ればいいので、いちいちひとつずつ集めるよりは効率的です。

 

 物が散らかる原因をつきとめて、解決できれば、そもそもの散らかりを減らせます。今すぐできることから、トライしてみてはいかがでしょうか。

 

取材・文/麻宮しま

出版社で女性実用誌の編集記者を経て独立。フリーランスのエディター・ライターとして、実用やビジネスなどの企画を手掛ける。

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