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今年一年が決まる!? 子育て家庭の片づけ成功法【プロが解説】

家事

2022.01.04

時間ができたら取り掛かろうと思っても、なかなかうまくいかない整理収納。とくに小さな赤ちゃんや低学年の子どもがいる家では、モノが出しっぱなしになってしまったり、片づけてもすぐに散らかったりして、ついイライラしがちです。

 

自身も8歳の女の子の母親であり、多くの片づかない家庭を見てきた整理収納アドバイザー・奥住えみさんに、子育て中の家庭ですっきり快適に暮らすコツをお聞きしました。

身の回りを整理すると「いいことしかない!」

子どもがいると、服が脱ぎっぱなしになってしまったり、おもちゃが出しっぱなしになったりと、散らかっている状態が当たり前になってしまうもの。でも、ピンポイントでも整理収納を心がけると、必ずいいことがあります。

 

新年を迎えるにあたり、身の回りを整理することで得られるメリットを、あらためておさらいしておきましょう。

 

1つ目は時間的効果。つまり時短ですね。整理するというのは、使わないモノを取り除くことなので、常に使いやすい状態になります。モノを探す手間がなくなり、生産性が上がると言えます。

 

2つ目は経済的な効果。片づいていない家では、使いたいものがすぐに見つからず、ダブり買いしがちです。食品にいたっては賞味期限切れでゴミになることも。小さなムダを積み重ねないためには整理することが大事です。

 

3つ目は精神的な効果。身の回りが整理されているとイライラが減るし、探しモノがすぐに見つかるから嬉しくなりますよ。

 

部屋を見渡してみて片づいていないようなら、まずは毎日使うキッチンやクローゼットの一角から片づけを始めてみてください。

子どもが小さいうちは家具不要!衣装ケースで充分

これまで整理収納アドバイザーとして、子育て中の家庭での片づけレッスンを数多く行ってきました。その経験から感じるのは、子ども服の収納について悩んでいるママの多さです。

 

とくに気になるのは、片づかないからといって、すぐに収納家具を買ってしまう人が多いこと。子どもの場合は、サイズ変化が多いので小学生くらいになってから買ったほうがいい。せっかく買っても無駄になることが多いんです。幼児の頃は衣装ケースで代用すれば十分と心得ましょう。

 

引き出しに立てて入れた子供服

子どもが身支度することも考慮して、出し入れしやすい低い位置に。

また多くの人は、明らかにモノを持ちすぎています。衣類収納はとくに「適正量を把握して、それ以上モノを増やさないようにすること」が大事ですが、当たり前なようでいて、できていない人がとても多いです。

 

つまり、捨てられない人が多いということでしょう。今年こそ、抵抗なくモノを減らせるようになってほしいものです。

親からの働きかけがなければ、子どもは片づけられない

「子どもが散らかしたまま片づけない。片づけさせるにはどうしたらいいの?」と悩むママも多いようです。気持ちはわかりますが、子どもが自分から片づけられるようになるのは難しいこと。まずは親の声かけによって習慣づけしましょう。

 

子どもが自主的に片づけるように誘導するには、食事のタイミングや寝る前のタイミングに合わせて、「床に出ているものだけ片づけよう」とか、「お出かけの前におもちゃをしまってね」といった具合で、親から子どもに声かけをするようにします。

 

片づける気はあっても、どこに片づけるかがわからず、やる気が削がれているケースも散見されます。ケースに何が入っているか、子どもでもわかるようにするのは鉄則です。保育園のように自分のものを収納する場所にわかりやすい(自分だけの)マークを貼ったり、ラベルに内容物の絵を描いてケースに貼ったりして、子どものタイプや生活習慣に合わせて工夫しましょう。

物の定位置を決めて、家族で片づけ習慣を

子どもグッズはインテリアになじまないので隠したい、という人もいます。でも、まだ子どもが赤ちゃんのうちは、使い勝手を最優先したほうがストレスが少ないと思います。よく使うモノを身近に置くことで、時短にもつながります。

 

おむつなどの子どもグッズは、リビングなどのいつも過ごしている場所の手の届きやすい場所がおすすめ。着替えも頻繁に必要なので、箱や引き出しに入れて、出し入れしやすい場所に置きましょう。子どもグッズがわかりやすい場所にあれば、家族の協力も得やすくなります。

 

意外とできていない人が多いのが「定位置決め」。片づいた状態をキープするには「定位置を決めたらそこに戻す」ことの習慣化が大前提です。慣れないとなかなか面倒くさいものですが、根気よく続ければ定着します。

 

家族も巻き込んで片づけをするためには、ほかの家族にも定位置を知らせることが大事です。子どもと同じく、ラベリングをして引き出しに貼っておきましょう。これならパパにも子どもにもわかります。家族みんなで片づけに取り組むことで、自分ひとりで頑張らなくても、すっきりした状態をキープできるようになるといいですね。

 

できる範囲でいいので、お正月休みのうちに身の回りをすっきりさせて、気持ちの良い一年のスタートをきりましょう!

 

PROFILE 奥住えみさん

スタイリスト・整理収納アドバイザー。20年以上のスタイリストとしての経験を活かした美しい収納が得意。ホームページ「整理収納 and Styling Life」やインスタグラムでわかりやすい整理収納のアイデアを提案。

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