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「家族が片づけなくなる」年末よくある5つの落とし穴【プロが解説】

家事

2021.12.25

2021年も残すところあとわずか。大掃除に、片づけに、新年の準備にと予定に追われ、ちょっとイライラしがちな時期でもありますよね。

 

年末年始を気持ちよく過ごすために「これだけは避けたい片づけのNGポイント」について、整理収納コンサルタントの瀧本真奈美さんに教えてもらいました。

1.期限を決めすぎない

新しい年を気持ちよく迎えたいあまり「今年中に絶対に片づける、今年中に家中をきれいにしなくちゃ」などと考えがちですが、溜めてしまった掃除と片づけを普段の家事に上のせするのは至難の業。気持ちを追い込んでしまったり、イライラを増強させるだけです。

 

このイライラは家族にも伝染し、本来の「気持ちよく新年を迎える」に誰も考えが至らなくなり、大掃除も片づけも上手く進まないという結果にも…。

 

キッチンの収納イメージ

自分の余った時間に「できるだけ」と決めて、「今年中に」「絶対に」などと期限を決めすぎるのをやめましょう。

2.「それ、いらないでしょ?」はNG!

家じゅうに散らばった家族の所有物って、どれも必要なさそうなものに見えてしまいますよね。「なんでそんなもの置いているの?」などと指摘してしまった経験はありませんか

 

追い討ちをかけるように、家族に対して「これもう捨てて」「絶対使わないでしょ」と言ってしまいがちですが、実はこれが最大のNGポイント。自分にとって必要のないものでも、家族にとっては大切なものが含まれているからです。

 

脱ぎ捨てられた洋服のイメージ

そのNGワードを耳にした途端に反発心が生まれてしまうので、いい結果には繋がりません。

 

自分が言われた場合のことを考え、立場を置き換えてみることが何より大切。「それ、いらないでしょ?」のひと言は飲み込んで、家族の大切にしているものは何なのかを見極めながら、家族に合った言葉かけを考えてみましょう。

3.収納場所を決めるだけで終わらせない

たいていの場合、妻が家じゅうの物の置き場を把握しているので、つい主婦目線で家事がしやすいように物を置きがちです。逆に、家族がそれぞれ好きな場所に置いてしまうこともあるでしょう。お互いが使いやすい場所が異なるので、これはある程度、仕方がないことです。

 

文房具収納のイメージ

ただ、その収納場所の情報を共有していない、さらには家族は使いやすいかどうかを検証していないことが、散らかりや探し物の原因になってしまうことも。

 

こういった事態を避けるには、「ここに片づけ場所を作ったけれど、使い勝手はどう?」と必ずフィードバックをもらう、収納場所の情報を共有する、などの工夫が大切。家族みんなが“自分目線”の収納を減らすといい結果が見えてきそうです。

4.できなくても叱らない

特にお子さんに対しては「叱らない」のはとても大切。振り返ると、忙しい日々のなかで、つい感情的に「片づけなさい!」と声を荒げてしまうことが多くありました。

 

数十年たった今、子どもたちがどうなったかというと…片づけができるタイプとは決して言えません。むしろ、どちらかというと片づけが苦手な大人になってしまっている気もします。

 

子供部屋のイメージ

「褒めて伸ばす」というテクニックが近年注目されていますが、これは片づけも同じ。「なんでできないの?」「どうして片づけないの?」と詰め寄ってしまう前に、言葉を置き換えてできたことを褒め、片づけ意欲を伸ばすほうが上手くいきます。

 

叱る一辺倒の片づけ教育は早々に手放しましょう。

5.手間と時間をかけすぎない

家族にはそれぞれ1日の活動があり、大人であろうと子どもであろうといろんな疲れやストレスを抱えています。帰宅後はゆっくりしたいでしょう。ですからなるべく片づけも、手間や時間がかからない方法にしたいもの。

 

これを考慮しないで、大量のフタつきケースや大きな収納ケースを用意して家族に片づけさせようとしても、結局片づきません。

リビングの収納イメージ

「この片づけ方は、本当に家族にとってやりやすいのかな?」と振り返り、収納方法を見直すことで、散らかりの予防になります。

 

 

片づけたいのに状況が悪化してしまう原因は、もしかしたら自分自身の行動にあるかもしれません。ついやってしまいがちな年末の片づけのNGポイントを回避して、すっきり晴れやかな気持ちで2022年を迎えましょう。

文・写真/瀧本真奈美

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