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「定数」という考えをインストールすれば、同じようなアイテムが増殖しない

家事

2021.06.20

2021.06.29

自分の好きなものとシンプルに暮らしているミニマリストのおふみさんに、自身の経験から得た”家を安らぐ場所にするちょっとした習慣”を教えてもらいます。

 

バッグや靴、帽子など、好きで集めてしまうファッションアイテム、みなさんもあると思います。でも冷静に見てみると、結局似たようなものはたくさんあるのに、ちょっとかしこまった時や少しカジュアルに使いたいときに使えるアイテムが全然ない!明日必要なのにどうしよう!と、焦った経験もきっとあるはず…!

 

おふみさんによると、同じような傾向のアイテムを買ってしまうのは「人間としてしょうがない」こと。だけど、それを防ぐために使える考え方があるそうです。

気が向くままに買っていた結果…「同じようなコットントートばっかり!」

行く先々で惹かれてしまうアイテムってありませんか?

 

私の場合は、色のついたコットントートがそうでした。始まりはからし色のショルダーにもできる2WAYトートを持った時、「このバッグを持つと、なぜかコーディネートが締まる気がする」と感じたこと。その成功体験がきっかけだったんじゃないかと思うのですが、色付きコットントートというものが好きになったんですね。

 

そして、行く先々で似たようなトートに惹かれるようになりました。持っているものとほぼ同じ形状の色違いで真っ赤なもの、真っ青なもの、少し形状の違うからし色のもの…同じ用途の似たようなものをいくつも買ってしまいました。

 

しかし、それだけコットントートを持っているのに、きれい目のバッグがひとつもないという偏りがあったので、出かける時にバッグがなくて困ることが多々ありました。

物欲のストッパーとして、「定数」という考え方をインストールする

思うに、好みは変わらないから放っておくと同じようなものに何度も惹かれてしまうんですよね。好きな音楽って何回でも聞きたいと思いませんか?そのアーティストが作った他の曲も好きになってしまいませんか?好みのものには繰り返し惹かれるものなのだと思います。

 

しかし、バッグや服は惹かれる度に買っていると、収納をどんどん圧迫していきます。似たものに惹かれたその時に「物欲のストッパー」が働かないと、何度でも似たようなものを買うことになり、家に似たようなものばかりある状態の出来上がりです。

 

何度も惹かれるのはしょうがないです。同じ人間なので。

 

しかし、この「物欲のストッパーになる考え」さえインストールできれば、似たようなものをいくつも買うことを防げます。では、この物欲のストッパーになる考え方とはなんでしょうか。

 

それは「定数」という考え方です。

 

例えばバッグの場合、この考え方を取り入れれば、TPOに合ったバッグを必要なだけ持つことができ、クローゼットに過不足がなくなります。そうすれば、支度の際にバッグがないと慌てることもありません。

自分に必要な用途を書き出し、その目的別に管理する

まずは、ざっと思いつく限りでいいのでバッグの用途を書き出してみてください。

 

例えば…

  1. 1.仕事用のA4ファイルが入るバッグ
  2. 2.ある程度の容量があり、よそゆきとして持てるバッグ
    3.サイズ小さめで、きれいめのバッグ
    4.アウトドア兼旅行用バッグ

     

    このうち、兼ねられるものがあれば兼ねてしまっても良いです。例えば、自転車通勤だから1と4を兼ねようとか、さらに2も兼ねられそうだ、など。

     

    そして、まずは用途別に1つずつバッグを持つ、ということを意識します。

    以前の私で言えば、2のバッグはいくつもあるのに、3が1つもないという状態でした。なので、この偏りをなくし、2の中でそれほど気に入っていなかったり使用頻度の低いものは手放して、3のきれいめバッグを買い足しました。

     

    この用途は、自分の生活スタイルによって変わります。

     

    例えば小さなお子さんがいる方ならママバッグ的用途のものが必要になるでしょうし、山登りが趣味ならそれに適したものが必要ですし、頻繁にライブに行くなら最小限の荷物が入るボディバッグ的なものが必要になることが想像できます。

     

    そして、バッグの物量はどれくらいにしたいかによって、用途別の数を再度検討します。例えばきれい目のショルダーというものがとても好きなのでここだけは定数2にしよう、という風に数を設定します。

     

    大事なのは、「数を決める」ということ。

     

    定数の意識を持てば、行く先々で似たようなバッグに惹かれても「自分はこの用途のバッグはすでに必要なだけ持っている」と思えるので、物欲のストッパーになります。必要なだけ持っていると思えると、あれもこれも足りないという飢餓感がなくなり、満足感を得られます。そして、似たものに惹かれているという事実を認識でき、冷静になれます。

     

    またすでに持っているものと比較して、入れ替えてでも目の前のものを持ちたいと思った場合は、1in1outを意識して購入すればバッグがどんどん増えていくのを防げます。「定数」という考え方は他のものにも適用できる便利な考え方なので、ぜひ意識してみてください。

    文・イラスト/おふみ 構成/阿部祐子

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