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子ども部屋の収納はラベリングがないほうが片付く!?

家事

2020.08.01

ようやく梅雨も終わり、夏休みの時期となりました。

 

子育て中の家庭では、部屋が散乱し出す時期かと思います。家にいる時間と比例して増えていく散らかったおもちゃや衣類…これは永遠の悩みですね。中でも、さまざまな種類のものが混在する子ども部屋は、整理収納が難しい場所と言えます。

 

とはいえ、放置するとすぐに雑然としてしまうので、お子さんとの時間が増えるこのタイミングで子ども部屋を見直そう!と考えている方も多いのではないでしょうか?

 

今回は、子ども部屋の収納がテーマ。お子さん自身が片づけの自主性をもち、簡単に片付けられること。そして、お子さんの成長を促すために、お母さんでもできる収納サポートのコツをお伝えします。

 

1.エリア分けをしよう

子ども部屋のものはどのように収納していますか?

 

同じものがいろいろな場所に点在しているとしたら問題です。ものの置き場所を把握できず、片づけが難しくなる大きな要因に。

 

まずは、部屋の中をエリア分けするようにしましょう。勉強する場所、おもちゃで遊ぶ場所、朝の支度をする場所といった具合に明確にエリア分けし、その時に使うものをそのエリアに収納するようにします。

 

そうすると、「何がどこにあるのかわからない」「どこに片づけていいかわからない」ということが防げます。

 

おもちゃで遊ぶエリアは、机に向かっている時に視野に入らない場所に作るのがおすすめ。勉強の途中で遊んでしまうのを防ぐメリットがあります。

 

きょうだいが一緒に部屋を使う場合も、しっかりエリアを分け、それぞれが遊ぶおもちゃを別々に配置するのもポイント。そうすることで“自分だけの場所”という認識が生まれ、物の管理や片付けに責任感が持てるようになります。

2.収納家具は子どもの成長に見合っているか?

次に収納家具の高さを考えていきます。

 

子どもが小さい頃に使う、背の低い収納家具。もったいなくてつい、そのまま使ってしまいがちですよね。でも、伸び盛りの子どもが出し入れのたびにしゃがまなければならないのでは、片づける気力を低下させてしまう場合があります。

 

大人も子どもも同じく、腕を肩の高さに伸ばしたところからおへその位置までが、一番出し入れしやすい高さです。ときどき子どもと一緒に使い勝手を確認するといいでしょう。

 

少なくとも、就学前に収納家具を見直すような場合には、高さ80cm以下の子ども用の家具は避けて、6年間は使える高さのものを選ぶといいと思います。

 

リビングの収納家具選び…失敗する人の共通点『正しい選択基準は?』」で、汎用性が高い家具のサイズ感をまとめていますので、参考にしてみてください。

 

.収納グッズはふたなしか、引き出しタイプに

いくら使いやすい家具を揃えても、片づけができるようになるとは限りません。家具の中もエリア分けすると、グンと片づけやすくなります。

 

家具の中を仕切る場合、収納グッズを使うと便利ですが、その選び方にもポイントがあります。まず、子どもが自分で動かせる大きさであること、そして、簡単に出し入れができること。そうでないと、結局片付けが面倒になってしまいます。

 

具体的には、ポンポン投げ入れられるふたなしのバスケットやケース、子どもでも簡単に開閉できる引き出しタイプのものを選ぶといいでしょう。

4.ラベリングはしない方が片づく?

中のものを表記するラベリング。文字タイプはもちろん、中身を写真に撮って画像を貼り付けるタイプも人気です。一見、子どもの片づける力を促すように見えますが、実は、子どもの自主性や成長を妨げる可能性も。

 

①親目線での収納になりがち

未就学児の場合、子どもにはできないだろうと親が収納位置を決める場合も多いのではないでしょうか?そして、それを写真に撮ってケースに貼る…これでは“親目線の収納”に。

 

4歳くらいになると「ここにこれを入れたい」という意志が見られるようになります。ですから、明らかに片付けにくい場合を除き、子どもの意志を尊重するようにしましょう。

 

②収納場所を覚えない、考えないというデメリット

ラベルを貼っていることで、どこに何が入っているかを覚えようとしなくなる子もいるでしょう

 

例えば、携帯電話の番号。自分の番号は記憶できていても、他人の番号はほとんど覚えていないものです。携帯電話に登録されているので、覚えなくてもボタンひとつで電話がかけられるためでしょう。同様に、ラベルがあることで「覚えなくてもいい」と認識しがちなのです。

 

また、ラベルの画像の内容どおりに片づけるのでは、自分で考えようとしなくなるデメリットも。子どもは自分で決めたことは、大人が思う以上に記憶しているものです。「収納下手でもできる『散らからない家の作り方』【プロが一から教えます】」の収納の基本に沿って、子どもと収納場所を決めましょう。「ここには何を入れる?」とサポートしてあげてください

 

③空間認識力が育たない?

3~5歳頃に急速に成長するといわれる空間認識力。ブロック遊びなどもそうですが、収納でもその力を育てることができます。

 

限られたスペースでも、向きや配置を変えると、不思議とぴったり入る。これを繰り返すことで空間認識力は育ち、遊びの延長で片づけが進むこともあります。

 

そんな入れ方はダメ、見本どおりに入れなきゃ!と押し付けるのではなく、子どもの可能性を引き出すためにも、上手にできたねとほめて温かく見守りましょう。

 

5.ずっと使っていないものは別の場所へ

繰り返しになりますが、簡単に片づけをするためには“ものの絶対数を減らす”ことが一番有効です。

 

  • 小さい頃に買ったおもちゃ
  • おまけについてきたおもちゃ
  • 貰ったけれどあまり遊ばなかったおもちゃ
  • サイズアウトした服
  • お下がりでもらったけれど着ない服

 

など、ずっと使っていないのにそのままにしている家庭が多いのでは。それらはいったん子ども部屋から出して、別の場所で保管しましょう。小さな子は特に、あると全部出してしまうので、片づけるのにますます時間がかかります。

 

子ども部屋のものの量は、小さな子も習い事などで忙しい小学生でも、その子が短時間で片づけられる量をキープすることが大切。そうしないと、いつまでたっても片付けがうまくいきません。ぜひ定期的にものの数を見直してください。

 

 

6.子ども部屋の片付けまとめ

今日お伝えした、散らかりがちな子ども部屋を少しずつすっきりさせるコツは以下のとおりです。

 

①部屋の中のエリアを分け、“仲間”を作って片付けやすく

②子どもの成長に合わせて収納家具のサイズを選ぶ

③扱いやすい収納グッズで家具内もエリア分け

④ラベリングに頼りすぎず、子どもの自主性を尊重

⑤ものの絶対数を減らし、片づけをシンプルに

 

散らかった部屋を目の当たりにすると「片づけなさい!」と頭ごなしに叱ってしまいがち。でも、それだけでは子どもの片づける力は育ちません。できれば、子どもの年齢が低いうちから一緒に考え、一緒に片づけをすることが理想です。

 

片づけが嫌いな子にならないために、親として気をつけたいもの。自主性や空間認識力も一緒に育つよう、温かく見守ってあげてください。

 

文/瀧本真奈美

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