2019.08.17
2019.08.18
電子レンジで料理を温める時などに使用する“ラップ”ですが、普通に使ってるだけではまだまだポテンシャルを引き出せていないかも!?今回は、ラップに関する様々なお役立ち技を紹介していきましょう。
「ラップの切れ目」を見つける方法
ラップを使う時のよくあるお悩みには、「ラップの切れ目が見つからない!」というものがあります。すぐに使えて便利なラップですが、切れ目がわからないと剥がすのにひと苦労。そこで、以前放送された『ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?~』(テレビ東京系)では、ラップの切れ目を発見する裏技が取り上げられました。
使用するのは“野菜ネット”。ラップを入れてぐるぐる擦るだけで、ラップの切れ目がネットの網目に引っかかり、いい感じにめくれるそうです。また番組によると、そもそもラップの切れ目が見つからなくなってしまう理由は、静電気でラップ同士がぴったりくっついてしまうから。しかし野菜ネットで擦った場合ネットとラップの間に強い静電気が発生するので、切れ目が剥がれやすくなりるそうです。
ラップの切れ目を見つける方法は他にもあり、「冷蔵室で冷やすと何故か見つかりやすくなるよ!」「セロテープでくっつけて無理やり剥がす」「濡れた布巾で擦る」といった声が。ちなみにラップを剥がすために爪で引っ掻く人も多いようですが、家庭用ラップを製造している「宇部フィルム株式会社」の公式サイトには「爪で引っ掻いたり、刃物で傷をつけるとラップどうしがくっつき、更に使用しにくくなります」との注意書きがされていました。
ラップを掃除に活用する方法とは?
切れ目を見つける方法以外にも、ラップに関する裏技はたくさん見つかりました。
例えば「ラップでシンクの掃除ができる」というおなじみのテクニック。やり方は簡単で、くしゃくしゃに丸めたラップにクレンザーをつけて擦るだけ。使い終わったラップはそのまま捨てられるので、掃除に活用してみてはいかがでしょうか。
ラップでシンクを掃除する方法は、「エステー株式会社」の公式サイトでも取り上げられていました。こちらはラップを“パック”のようにして使う裏技。まずキッチン水栓の水垢や曇りが気になるところにクエン酸水をスプレーで吹きかけ、上からラップをかぶせます。この状態で一晩放置し、朝になったらラップを取り外して拭き取れば完了です。日中に同じ方法で掃除をする場合は、3時間ほど放置すればOKです。
その他「風呂掃除でもラップが大活躍する」との声も上がっており、ラップでパックする裏技は風呂場の掃除にも応用可能。カビが気になるところに薬剤を塗布して、ラップで密閉したら一晩放置します。その後はラップを外してシャワーで流すだけ。時間はかかりますが放置しているだけでいいので、“ラップパック”を知っておけば様々な場面で役に立つことでしょう。
ラップの正しい使い方とは?
「サランラップ」でお馴染みとなっている「旭化成ホームプロダクツ株式会社」の公式サイトでは、電子レンジで加熱する際の正しいラップの使い方が掲載されていました。まず器に被せて加熱する場合、ぴったり張るのはNG。蒸気の圧力で裂けてしまう恐れがあるので、少し緩めに余裕を持ってかけるのが正解です。食材を包んで電子レンジに入れる時も“ゆるめ”が基本。包み終わりをねじっておくと外すときに端がわかりやすくなるので、さらに使いやすくなります。
食材をくるんだり器に被せるだけではないラップの使い方。一通りマスターしておけば、日常生活のあらゆる場面でラップが大活躍してくれるかも?
文/長谷部ひとみ
参照:宇部フィルム株式会社「ポリラップ®Q&A」
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