2019.01.31
ライオン株式会社が、「バスタブクレンジング共働き夫婦のお風呂掃除に関する実態調査」を実施。共働き家庭は「家事効率化への関心が高い」一方で、「新サービスを導入する余裕がない」という実態が明らかになりました。
「最も満足度の低い家事」は“掃除”!
共働きをしている男性と女性に「洗濯、調理、掃除について、理想の状態を100点とした際の現実の状態」を聞きました。平均点は洗濯(57点)、調理(46点)、掃除(44点)で、「掃除」は家事の中で最も「現状の満足度」が低い結果に。
次に共働きの女性へ「嫌いな家事」を聞くと、不満が残りがちな「掃除」に関する家事を挙げる人が多くいました。
中でも「お風呂掃除」(39%)は「トイレ掃除」(38%)を抜いて第1位。「なくなって欲しい家事」でも3割が「お風呂掃除」を挙げており、気持ちの上でも負担に感じていることが判明しています。
また、「浴槽を洗うのが面倒」という理由で「入浴せずシャワーで済ませたことがありますか?」と質問。すると半数の人が「シャワーで済ませたことがある」と答えました。疲れた時ほど入浴したいものですが、「お風呂掃除」の負担を大きく感じて手早く済ませる人は多いようです。
家事負担を軽くする便利グッズの利用率は3割未満!
次に「家事負担を軽減する商品やサービスを知っているか?」と聞いたところ、5割以上が「知っている」と回答しています。
しかし「いずれかの商品やサービスを利用している人」の割合を調査すると、実際に利用しているのは30%未満ということが明らかに。
調査の結果をみると、共働きの家庭は「新しいものを導入する余裕がない」状態であることが判明。「最新の家電」や「便利なサービス」に高い期待感を持っているものの、日々の家事や新サービスの価格が高いことも影響しているのかもしれません。より手軽に家事負担を低減できる、新たなサービスの登場が期待されますね。
■調査概要
調査期間:2018年9月7日~9月9日
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国20歳~59歳の共働き既婚男性400名(子ども有 271名、無 129名)、共働き既婚女性400名(子ども有 244名、無 156名)計800名
文/原田美咲