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ワーママの救世主なるか?! 「シェアダイン」出張家庭料理サービス試してみた!

家事

2018.09.01

家庭料理の出張作り置きサービス「シェアダイン」。プロの料理家が家に来て家庭料理を作ってくれるのですが、もちろんお金はかかります。味はどうなの? 高くない? キッチンに他人を入れるのって抵抗ない?などなど、気になることはたくさんあります。なにはともはれ、試してみないことには…と、体験してみました!
<関連記事>家族のリクエストに応える家庭料理出張サービス「シェアダイン」が新しい!!

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シェアダイン
自らも食事作りに悩んでいた井出有希さんと飯田陽狩さんが創業した、家庭料理出張作り置きサービス。専門性の高いプロの料理家を家庭に派遣し、各家庭のリクエストに応えて料理を作り置く。新しい代行サービスとして、働くママを中心に利用が広がっており、女性の起業事例としても注目を浴びている。

まずは会員登録からスタート、料理家をチョイス!

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サービスの利用は「シェアダイン」のホームページの会員登録からスタート。これはFacebookと連携されていて、アカウントがあれば簡単。でも、そうでなくても案内の順番通りに申し込んでいくだけです。登録は無料で、会費もなし。これらすべての作業はスマホでもできちゃうので、ハードルは低いと感じました。

登録がすんだら、依頼する料理家のチョイスへ。シェアダインでは現在約100名の料理家が登録されています。管理栄養士や給食経験者などさまざまなプロがいて、自分のプロフィールや食へのポリシー、作った料理を公開しているので、それを見て「この人!」という人を選ぶのです。
料理家さんによって1回3時間5000~1万2000円と、価格にずいぶん開きが。データがたくさんあるのはいいのですが、そのぶん迷ってしまうのも事実。結局は料理がおいしそうだった男性料理家「YOSHIさん」に決めました。価格は9000円。
我が家は食の悩みが深刻ではなかったのでこんな感じで決めましたが、「子どもが野菜嫌い」「アレルギーの除去食が大変」「魚料理が苦手」といった明確な悩みがあれば、それに応えてくれる料理家さんを選べます。
日時をリクエストし、YOSHIさんからOKがきて正式決定! さて、どんな料理を作ってくれるでしょうか。

いつもの食材をスタンバイして、料理家さんをお出迎え

食材は利用料金とは別で、こちら持ち。今回は私が買っておきましたが、買い物からお願いすることもできるそう。前日、スーパーで買ったのが下の写真。あえて、いつも買っている食材をそろえました。

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▲野菜はかぼちゃ、きゅうり、ミニトマト、長芋、小松菜、大根、にんじん、れんこん

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▲豚ひき肉大パック、豚薄切り大パック、鶏ムネ肉2枚、エビ2パック

というのも、いつもと同じ材料で、どのくらい違う料理ができるのか興味津々だったから。使い慣れた食材で作れる新メニューが覚えられればラッキー!とも思ったのです。
お願いする料理家さんとは、事前にチャット(ラインみたいなもの)で連絡がとれ、これがなかなかよいシステム。当日、みず知らずの人にキッチンに入られるのは緊張しますが、たとえ画面上でもコミュニケーションがとっていたので、気がラクでした。今回は材料の写真を送り、「暑い時期なのでメニューは日持ちのするもの」とだけリクエストしました。
当日、現れたYOSHIさんは背の高いさわやかな青年。おばさん(私)の表情も思わずなごみます。さっそくキッチンに案内し、調味料や調理器具の置き場所などを簡単に説明(調理道具などはわが家のものを使いましたが、掃除用のふきんは持参してくれました)。
あとはなにをすればいいのかな…と思っていたら、「はい、ではさっそく始めますね!」
え? あ、そう。もういいんだ…驚く私をよそに、手早く冷蔵庫をチェックしてきぱきと準備していくではありませんか。 すご~い! これだけで料理が自動的にでき上がっちゃうん! なんだか軽く感動し、私はダイニングテーブルで仕事に精を出すことにしました。

きっかり3時間で料理10品、片付けまで完了!

1時間経過し、どんなものを作ってるのかな…と気になり出したので、のぞきながらYOSHIさんと雑談。
小さな頃から料理が好きで、和食、イタリアンといろいろ修業し、小学校の給食の料理長も経験されたとか。おしゃべりをしているうちにも、かつて漂ったことのないようないい匂いが。「料理ってこんなに香りが出るもの?」と思ってしまったほどです。
作っては片づけ作っては片づけと、粛々と料理をすすめるYOSHIさん。3時間をすぎるころには、料理10品がずらりと並び、もちろん、キッチンもきれいに片付けられていました! 

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「このいい香りの正体はなんですか?」「残ってた干しシイタケ使わせてもらいました」

3時間で10品の料理が完成! 肝心の出来栄え&お味は…

さて、お料理の方はというと、普段私が作ったことも、思いつきもしない料理ばかり。1品に複数の材料が入っているのが最大の違いで、彩り豊かで見るからにおいしそう! 
料理の内容や食べ方の説明を聞きつつ、夕食まで待てずこっそりひと通り味見をしてみると、やはり味の洗練度がプロのもの。でも、お惣菜の濃い味とは全然違う! シンプルながらも繊細で奥行きの深い味に、技術の高さを実感しました。

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1段目:すべて左から、焼き長芋と焼き蓮根のみそ和え、鶏肉の葛打ちおろし煮
2段目:タコミート、あんかけ大根
3段目:カボチャのガーリックシュリンプ、レンコンのカレー煮、こまツナ和え
4段目:茹で鶏のネギダレがけ、五目ナムル、大根と鶏皮のきんぴら

この日はこのうちの数品を夕食に出したのですが、気になる家族の反応は、それぞれ好き好きがあったのものの、おおむね良好。ただ、食べなれない味だけに、保守派の長男は「毎日じゃないなら」とのこと。未熟な母の味もそれはそれで好きらしく、まあ、ちょっとほっとしました(毎日こっちがいい!と言われちゃ立つ瀬がない…)。

このサービス、私は「あり!」ラクして学べてかなりお得

サービスを受けて感じたのは、「ラクと同時に、料理の知識が増える」ということ。これは思った以上でした。使い慣れた食材が思いもつかない料理に仕上がるのを見るだけで勉強になるし、料理家さんとの雑談自体がレクチャー。作る過程をじっくり見て、料理教室がわりに利用している人もいるのと聞き、なるほどと思いました。あとからチャットでレシピを教えてもらうことも可能です。
ただラクするだけの受け身のサービスではなく、自分の知識やスキルを上げられるのですから、「家庭料理の継承」という理念に納得です。

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材料費が約3000円かかっているとはいえ、お惣菜よりもはるかにおいしい料理が、家にいながらに食べられ、料理も学べること。3~4日は十分持つこと。総合的に9000円は決して高くはない、と感じました。
ただ、今回のメイン料理は、4人でいただくには少し量が足りませんでした。このあたりは、事前に「メインはボリュームを」とリクエストすれば解決できそう。遠慮せずにどんどん希望を出し、料理家さんの知恵と工夫を最大限に引き出すのが賢い利用法です。

子どもが小さくて手がかかっていた頃に、こんなサービスがあったらどんなにうれしかったか! 月1回でも、育児と家事でテンパっているママがラクになるなら、これはもう必要経費です。
ベビーシッターもロボット掃除機も、最初は受け入れられなかったのにいつのまにか浸透しました。同じように、「家庭料理の外注」という新しい価値観が根づくのは、そう遠いことではないのかもしれませんね。

ライター:のざわやすえ
出版社での編集を経てフリーに。ライター・エディター活動の一方で、主婦雑誌で培った知識をもとに「暮らし方アドバイザー」として、整理収納や家事タスクのアドバイスでも活動中。また、趣味のソーイングではオーダー業も。働きながら育てた一男一女は、この春から高2、高1に。

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