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ウイルスにも効く!?「ハッカ油」使い方からスプレーの作り方まで徹底紹介

家事

2020.06.15

2020.06.19

1本あれば万能に使える!と、密かにブームの「ハッカ油」。虫除けに、リフレッシュに、お掃除に。さらには飲み物や料理の味付けにもできたり、風邪や花粉症対策にも使えたり…と、じつにいろいろなシーンで活用できるアイテムです。ハッカということは、スースーするの?と想像する人は多いかと思いますが、一体ハッカ油とはどんなものなのでしょうか。

 

そこで今回は、ハッカ油のメーカーである健栄製薬 株式会社の広報ご担当に取材。その特長や具体的にはどんな使いかたができるのかを、いろいろと聞いてきました。

 

ハッカ油とは、どんなもの?

主成分はメントール

ハッカ油は、ハッカソウというミントの一種を乾燥させ抽出した植物性の油です。「エルメントール」と呼ばれる成分を30%以上含んでいます。これがスーッとするゆえん。飲み物や料理に使うという用途もあるため、「食品添加物」として表示がされています。ミントは、「シソ科ハッカ属」に属するハーブの総称。西洋ハッカ、和種ハッカというように、世界にはいろいろなミントがあります。

 

ハッカ油は昔より民間療法のようなかたちで使われていましたが、「扇風機にふきかけて使ったらスーッとしてひんやりして、クーラーも使わなくてエコで節電になる!」とYouTubeで話題になったのをきっかけに、人気が再燃。当初は医療機関向けに発売していましたが、人気の再燃にともないドラッグストアなどでの販売をするにいたりました。今回紹介する健栄製薬のハッカ油は、主にドラッグストアやAmazonなどの通販サイトで購入することができます。

 

健栄製薬のハッカ油は2種類

(右)ハッカ油(20ml)  928円、(左)ハッカ油スプレー式 1058円(ともに税込)

 

製品ラインナップは2種類。原液と、使いやすいスプレータイプになったものです。

 

いろいろなメーカーから「ハッカ油」が発売されていますが、ハッカの原産国の違いなどはあれど、製品としてはほとんど同じもの。ちなみに、ハッカは日本ではほとんど採取されないものなのだそうです。

 

火のそばやネコがいるご家庭では使用に注意を

油ということもあり、火の気には注意が必要。コンロやストーブのそばに置いておくことは避けましょう。また、明るい場所や温度の高い場所に置いたままだと品質が変わってしまう場合があるため、光の届かない涼しい場所での保管が推奨されています。正しく保管をすれば、開封後でも約4年の消費期限と長い間使用ができます。

 

また、ペットを飼っているお宅は注意が必要。とくにネコは、ハッカ油の成分が苦手と言われているそうです。赤ちゃんや子どもには害はありません。ただし、小さな子どもが誤って飲んでしまうと危険なため、出しっぱなしは避けましょう。

ハッカ油の使い方は?

1回の使用で2〜3滴で十分

原液の場合は、どんな用途で使う場合でも2〜3滴で十分です。例えば湯船に入れる場合でも、1〜2滴たらせば十分に清涼感をあじわうことができます。逆さまにするとポタポタと落ちてくるので、垂らしすぎないように気をつけましょう。スプレータイプでも、2〜3プッシュで十分。実際につけてみると、驚くほどスーっとした爽快感が持続します!

 

ただし、使いすぎには注意。肌のトラブルが起こってしまう場合もあります。また、原液をそのまま肌につけるのは刺激が強いため避けましょう。

 

原液でハッカ油スプレーの作り方

無水エタノール(500ml) 1892円(税込)

 

<ハッカ油スプレーの作り方>

1. 100ml入りのスプレー容器を用意します

  1. ハッカ油にはポリスチレンを溶かす作用があるので、ポリスチレン製のスプレーボトルは使わないようにしましょう。素材がわからないときには、ガラス製のスプレーボトルを使えば安全です。

2.  ①の容器に90mlのお水を入れた後、無水エタノールを10ml入れ、よく混ぜます

3.  ハッカ油を5~10滴ほど垂らして、よく混ぜればできあがり

     

    使用用途①「虫除け」として

    ハッカ油の使用用途は多岐に渡りますが、代表的なものとして「虫除け」「アロマ」「クーリング」などが挙げられます。

     

    王道の活用法は、虫除けとして。ハッカ油の香りは人間にとっては爽快で気持ちのよいものですが、多くの害虫はハッカ油の香りを苦手とします。ハッカ油の虫除けスプレーは、人体には負担が少ないため、安心して子どもに使えるのもママとしてはうれしいところ。夏場の蚊対策にはもちろん、なんとゴキブリにも効果があるとか!ただし、殺傷成分はないので、あくまでも「近寄らせない」という対策となるそう。

     

    外出時は携帯用としてスプレー式にすると便利です。ただし、スプレーするとき風下にいると目に入って危険なので注意が必要。また、玄関やベランダなどにハッカ油スプレーを多めに散布しておくことを毎日の習慣にすると、害虫がよりつきにくくなるともいわれています。

     

    使用用途②「リラックス」シーンに

    おうちのなかで活用する場合は、アロマオイルのようにリラックス目的での使用が多く考えられます。香りでリラックスするほかにも、清涼感のある味がリラックス効果を生むことも。お菓子や料理作りにミントの香りをプラスするという使い方もあります。水や紅茶などの飲み物に2滴ほど垂らして飲むという、手軽な活用例も人気です。

     

    使用用途③「クーリング」

    夏の暑い日に肌につけると、かなりクールで涼しい!という声もきかれます(※原液を直接肌につけるのはNG。肌につける場合はスプレータイプか、原液なら薄めたものを)。ただしメントール独自の清涼感がそう感じさせるだけで、実際に体温が下がっているわけではありません。クーリングの直接目的で使用するというよりは、水分補給や塩分補給などをしっかりとしつつ、補助的に使用するとよいかもしれません。

     

    1. ハッカ油の消毒・抗菌・消臭効果は?

    ハッカ油には菌を殺す効果はありません。ただ、ハッカ油の中に含まれるメントール成分が、人の体にウイルスや細菌、ほこりが入ってくると追い出すブラシのような働きをする「線毛」の働きを活発にする作用があることがわかっています。線毛は、鼻の奥から肺に至る内壁を覆っています。メントール成分を吸い込むと、その刺激で元気を失っていた線毛の動きが復活するとか。そのために、ウイルスなどを体の外に排出しやすくなります。消臭効果については、ニオイの元を消すというよりはメントールのスーッとした香りでかぶせてやわらげるという形となります。

     

    さまざまなポテンシャルを持つ「ハッカ油」。私たちが日常で使うときには具体的に、どんな使い方があるのでしょう。次の記事でご紹介します。

     

     

    取材協力 健栄製薬 株式会社


    創業1946年。消毒薬・日本薬局方品の分野に特化した商品を生み出してきた企業。医療機関や薬局をはじめに、一般消費者のニーズにも応えられるような身近で使いやすいアイテムを販売。「ハッカ油」「無水エタノール」「クエン酸」「ワセリン」「手ピカジェル」など、私たちの暮らしになじむアイテムも多く扱う。

     

    取材・文/松崎愛香 撮影/斉藤純平 取材協力/健栄製薬 株式会社

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